ノスタルジック少女漫画

 

さあ、マンガのコーナーが帰ってまいりました!
今回は、主に80年代の「りぼん」に載っていたマンガを取り上げます。

一応、記憶の中で古い順に、と思ったけれどごちゃごちゃかもしれないです。

 

 

「花ぶらんこゆれて」(太刀掛 秀子 作)

例のピアノ教室で読んだマンガ。
ヒロインの「るり」がお母さんにいじめられたり、目が見えなくなったり、好きな人をとられたり、とにかく可哀相な目に遭う。最初読んだ時はあんまり可哀相で、読むのを途中で止めてしまったくらいだ。
読者サロンの投稿でも、「るりと○○君を幸せにして!」とか「花ぶらんこの世界に悪人はいないんです。」と熱い意見が交わされていた。
結局、最後はみんな良い人で終わり、感動をあたえてくれる。ああ、何てヒューマン!
私も「メガネをかけた優しいお兄様」が欲しかった・・・と思わせてくれる。
この先生は、バイオリニストを目指す少女とピアニストの母との葛藤を描いた「秋への小径」(話の伏線がすごい)など、「親子葛藤もの」を描くのが非常にうまいと思う。

 

「ときめきトゥナイト」(池野 恋 作)

紹介するまでもなく、皆さんご存知のマンガでしょう。
噛み付いた相手に変身する力を持った女の子「江藤 蘭世」が大活躍する「ラブコメディー」(?)。
(キアイの入っていない紹介ですまん。)
しかし、憧れの男の子「真壁くん」が実は魔界の王子様(?)というお話には参ってしまった・・・。
主人公が何回か変わって延々と連載が続いたが、やっぱり最初の「蘭世」編が一番面白かったと思う。

 

「ポニーテール白書」(水沢 めぐみ 作)

「ザ・少女漫画」という王道の作品だと思う。
ポニーテールの似合う明るい女の子「結(ゆい)」が、剣道と恋愛に励む実にさわやかなお話し。
可愛いヒロイン、一匹狼だけれど実は優しい男の子、スポーツ、さらに出生の秘密、とマンガのお約束を余すところなく網羅している。
リボン1本だけで維持されているポニーテールが不思議だったが、それは言わない約束だ。

 

「いるかちゃんヨロシク」(浦川 まさる 作)

元気少女「いるかちゃん」がスポーツ、生徒会、恋愛に大活躍するお話。
わたし的には、美形ぞろいの生徒会メンバーが最高でした。
番外編か何かで、このマンガのキャラクターを使って「ウエストサイド物語」をやっていたのが、なぜか忘れられない。

 

「エース!」(佐々木 潤子 作)

バレーボールを題材にした、いわゆるスポ根ものの一種(だろう)。
ノーコンだがパワーは誰にも負けない主人公「真奈美」(何ておいしい設定なんでしょう)が、キャプテンの転校によって弱体化したチームを立て直してゆく。もちろんお約束でコーチが若くてカッコイイ!
(たぶん)同時期に連載されてアニメ化もされた「アタッカーYOU!」よりも、私はこっちが好きだった。
実は・・・影響されてバレーボールやりたいな、と思ったこともあるのだが、地元の中学のバレー部がマジで全国大会で優勝するような所だったので(当然、ヒステリックなコーチによる超スパルタ教育!)さっさと断念した。

 

「月の夜 星の朝」(本田 恵子 作)

こちらはバスケットボール物。来るべきバスケットボールブームを先取り(なんとアメリカで才能が認められたりするんだよ)した作品。しかしメインは主人公「りお」と「遼太郎」の幼なじみ風味の恋愛ドラマだろう。
彼らの付けていた、「二つあわせると十字架の形になるペンダント」が売れたり、たしか坂上忍(相手役が思い出せない!)の出演で映画化もされたり、なにかと話題になっていた。

 

「銀曜日のおとぎばなし」(萩岩 睦美 作)

小人の女の子「ポー」のメルヒェンなお話。女の子はもちろん、動物にいたるまで絵がすごく可愛い。この先生の作品は、人魚の女の子「ピア」と人間の男性とのお話「パールガーデン」など、何ともメルヒェンチックで物悲しくて後を引くようなものが多いと思う。特に読み切りで載った「魔法の砂糖菓子」という作品はけっこう泣ける。おすすめ。

 

「星の瞳のシルエット」(柊 あおい 作)

タイトルを聞いただけで、なんだかうれしはずかしい気分になってしまう。
主人公「香澄」は小さい頃に出会った「星のかけらの男の子」が忘れられない。香澄は親友「真理子」の恋を応援しようとするが、だんだん真理子の片思いの相手「久住君」に心を惹かれていく。それもそのはず、実は「星のかけらの男の子」は久住君だった・・・。
親友と恋愛の板挟みを描いた名作。かなりの女の子の支持を得ていたと思われる。
まさに「乙女のバイブル」的な存在であった。

 

「お父さんは心配性」(岡田 あーみん 作)

実は、このマンガが一番好きだった。異常に心配性の「お父さん」が娘の「典子」とその彼氏の「北野君」を巻き込んで騒動を起こす、少女漫画にしてはかなりヘンタイなギャグマンガ。
連載の最初の頃こそまだおとなしいものの、後半の「お父さん」の変態パワーは凄まじい。出てくる他のキャラクターもどんどん狂っていってすごい事になっていた。今でもすばらしいギャグの数々は通用するのではないかと思う。
同じ作者の、「こいつら100%伝説」もかなり面白い。さあ、一緒に笑おうじゃないか!

 

とりあえず今回はこのへんで。次は「なかよし」連載のものも取り上げたいな、と思います。

「他にもこんなのが好きだった!」というのがあったら教えて下さい。


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