化粧品というのはイメージ戦略がなにより大切だと思う。
これを使ったらきれいになれるかも、と夢を見せていろいろ買わせる作戦である。
だからどの化粧品メーカーも、コマーシャルには美人な方を競って使っている。
まあ時には「きっと松たかこは、本当はもっと高い化粧品使ってるんだろうな・・・」とか「中山美穂なんてもとからきれいなのに」などと感じてしまうことはあるが。またモデルの方としても、化粧品のコマーシャルに出るのがあこがれとか良く聞く。
ところが、「ダ○」とかいう洗顔料のコマーシャルはすごい。
シャンプーや洗顔料といった製品でも、やはりイメージ重視で外人とかきれいどころを使ってるのが普通だけど、このCMではどうみてもただのおばさん(しかもかなりふくよかな方)が、この洗顔料は良いと語ってくれる。
「ダ○なら〜、埴輪が有田焼みたいになって〜」(しかも手招きのようなおばさんアクション付き)と、どアップでパワフル(?)に語るのである。かなり強烈な映像である。よくクライアントが納得したなあという感じ。まあ従来の元々きれいな人が「これを使ってきれいになりました」とかいううそ臭さに対抗したのだと思うが、なんだか私はこの商品を買う気がしない。
やっぱり、無駄とわかっていても、人間は夢をみたいものじゃないですか。
まあ、あのおばさんのビジュアルがリクツをふっ飛ばしてしまっただけかもしれない。
しかしまだ放送してるところを見ると、好評なのか?
新聞に折り込まれていたホームセンターのチラシに載っていた商品で、「虫ゼリー」というのがあった。
虫の入ったゼリーとかじゃなくて、虫のえさにするゼリーのようだが、写真で見る限りみかけはその辺で売ってる「メンコちゃんゼリー」みたいな普通の一口ゼリーとおんなじように見える。
よけいな心配だと思うが、このゼリーが「いじめ」に使われないことを祈っている。
むりやり食べさせておいて「お前は虫だ」とかやるんじゃないの?
私は昔いじめられた経験があるので、こどもがどんなに残酷かということがいやというほどわかっている。メーカーもちょっと考えてほしいものだ。
昔から、すごく気になることがあった。
それはもろもろの事のボーダーラインについて。具体的にいうと
風邪をひいたとして、「たるんだ生活してるからだ」なのか「可哀相に、きっと疲れてるから」
となるのか。
女の子が「私って可愛いし〜」とのたまった時、ギャグになるのか、「こいつ・・・ワナワナワナ」となるのか。元気なお子様なのか、うるさいガキなのか。
生意気なのか、自分を持っているしっかりした人なのか。
この人の前ではハゲの話題はやめよう、と思わせるのはどのレベルからなのか。だが、こんな事を考えてると人に言うと、
「この世の中の全てが数学みたいに答えが出ると思うんじゃねえよ。」のような、
もっともでございます的な、しかし私に言わせればロマンのないことをいわれてしまう。
でも、考えることは楽しいのでやめるつもりはない。
就職活動、という言葉が私は嫌いだ。なんか「頑張ってます!(キラキラリンッ)」みたいのが見え見えで、ガツガツしてる感じを受けるのだがどうであろうか。まあ、ガツガツしないと就職なんてできないのか。
そんな私は、もちろんこの戦いにはどう見ても敗北者である。(最後にやけくそで受けた某団体の試験に合格したんだけどね。)
学生の就職のパターンというのは、
資料請求、合同ガイダンス→セミナー→試験・面接
の順に進んでいくのだが、私の回りには男子・女子に限らずこのパターンで就職できた人はほとんどいない。
まずはがき(当時はそうなの)を出しても資料は送ってこない、合同ガイダンスでは冷たくあしらわれ、もちろんセミナーの日は教えてもらえない、こんな感じ。第一、合同ガイダンスとか言ってるころにウラの取り引きでもう決まってたりするんだよ。
理系なら研究室の先生が紹介してくれるんじゃないの、と思うが甘い。確かにそうする先生もいるが全員じゃない。人による。で、もう他の先生の紹介でいっぱいになっているような会社に、後ろ盾なく乗り込んでいくわけだけど、当然玉砕する。一体どうすればいいんだ!
ここで、やはり自分というか親のコネというものが絡んでくる。じゃあ、それもない人は一体どうすればいいんだ!!!
「コネなんてなくても本当に実力があれば・・・」そうゆうセリフにどれだけ傷ついたことか。
で、実際どうするかというとこの辺で特に男子は「大学院に行く」宣言をする。そうすると少しはましになるそうだ。
それもできない者は(私もだ)、とにかく中小企業だろうが業種が違おうが、受けて受けて受けまくるしかない(そしてそこで妙な大卒差別のようなものも受けたりするのだが)。公務員、警察などの試験を活用するのは言うまでもない。いや、大変だ。どうしてこんなに大変なんでしょう。
大学受験までは、やればやるだけ(時間、金などかかるかもしれないが)、評価は公平にされる。
しかし、就職の場合は、自分ではいかんともしがたい力が働いているように感じる。それは男女の差、持って生まれた性格、容姿、家柄、縁故の有無などであったりする。これが一番納得行かない。
いくらこんな事を書いても、何の解決にもならないことはわかってる。
でもキレイゴトの就職活動体験記は頼むからやめてくれ。