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パイプ煙草の詰め方 再考

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Achim Frank氏は、パイプ煙草のより良い詰め方を開発するために、6年間を研究と実験に費やした。当初は競技のためだった。そのテクニックを(正しく)使用した人々には、フランク・メソッドがパイプ・スモーキングの愉しみを広げるものだとわかる。

フランク・メソッドは、今年(2004年)の5月、シカゴのパイプ・ショーにおいて紹介された。ニューヨーク・パイプクラブは、この素晴らしいテクニックを生みだしたAchim Frank氏に感謝する。

加えて、私たちは、Kropp氏(Gropp氏?)の親切と情熱に感謝し、これを高く評価したい。Kropp氏は彼の(非英語)サイトから、写真の使用とテキストの翻訳とを許可してくれた。

http://www.pfeifennase.privat.t-online.de/13959.html

クレジット
英語訳:Michael Bernhaut
付記:Peter Kallish

【1ページ目】

この方法を始めるにあたって、平均的なサイズ(広すぎず、大きすぎず、小さすぎず、狭すぎず、深すぎず)のボウルをもつパイプを使用するのがよい。ひとたび快適に感じるようになれば、どんなパイプでも容易にこのテクニックを応用することができるだろう。

Frank氏とKropp氏は、この方法を学習する近道は、誰か他の人が煙草を詰めるのを見ることであると言っている。(これを書いている)私たちは、できるだけそれ(=実際に見ること)に近づけようと思う。

このテクニックを使用するために、フレーク煙草は、よくほぐさなければならない。

さらに、作業するための平らな場所―後の写真で見るように、煙草がこぼれてもいい場所―が必要となる。


【2ページ目】

フランク・メソッドは、シンプルに重力に任せてボウルを煙草で満たすことから始まる。煙草ジャーからすくってもよいし、ぱらぱらと落としてもよい。しかし、絶対に押し込んではならない。煙草を馴染ませるために、ときどき軽くトントンとボウルを叩くこと。煙草がボウルへ入りやすくするには、あらかじめ、煙草を裂いたり千切ったりしておくとよい。

このインストラクションは右利きの人用に書かれている。左利きの人は、単純に向きを逆にすればよい。


【3ページ目】

前のステップを正しく終えたならば、パイプはこのように見えるはず―ボウルのトップまでが重力で送り込まれた煙草でいっぱいになっている。(訳者註:このときの「いっぱい」はふんわりと)


【4ページ目】

左手でパイプを持つ。このとき、左の親指が自由に使えるようにしておく。後のステップでは、ボウルのトップで煙草を保持するために左の親指が必要となる。


【5ページ目】

右手の指で、少なくともボウルを満たす程度の、適量の煙草をとる。

煙草の量が少し多くてボウルに入りそうにないなら、調整する。超過分は後で取り除くことができるので、少なすぎるよりは多すぎるほうがよい。

この方法では(煙草に)「層」ができないことを念頭において、ボウルを満たすのに十分な煙草を持っていることを確認する。(訳者註:伝統的な詰め方(三度詰めなど)のように何度も煙草を継ぎ足すことはしない。)


【6ページ目】

取り分けた煙草を、右手(自由が利くほうの手)の指の間で大きな一つまみにする。その塊は、手のひらに近い側から(指先に向けて)直径が広がり、底が大きくて平らになっている。Achim Frankは、この形を「シャンパンのコルク」と説明する。塊の底を平らにするためにテーブルに優しく押しつけてもよい。
訳者註:アタマの部分は無視で。


【7ページ目】

この塊、あるいは「栓」をボウルの上に置く。押さえつけてはならない。(これまでの工程が)適切に行なわれていれば、その塊は大きすぎて、ボウルに入らないはず。(訳者註:入らないのが正しい状態。) 右手が煙草を放すとともに、空いている左手の親指で塊を適切な位置に保持する。保持するために、必要十分な圧力を与える。(訳者註:これも指を添える程度で、押さえつけてはならない。)


【8ページ目】

左右交互に、一方の親指で煙草を保持しながら、別の親指で煙草を中心へ向かって丸める。すぐに、ボウルトップの煙草は、親指で保持する必要がなくなる。(訳者註:圧縮されて直径が小さくなった塊は自然にボウル内に落ち込んでいくから。)下に示すような両方の親指からの軽い圧力(常に親指の先端を使うことは避ける)で、煙草を中心へと回し続ける。これをKropp氏は「マッサージ」と言う。

煙草を下へではなく、中心へ向かって押すことを重視しながら、ボウルの外側から内側へと親指を回転させる。

煙草を直接ボウルに押し込んではならない。その動きは回転運動のみ。中心に向かって、煙草をゆっくり優しくマッサージし、導くこと。この方法は、我々が慣れているものとは大きく異なるので、ちょっと奇妙な感じがするかもしれないが、それであっている。 煙草を均等に配分するために、円運動でパイプを回転させながら、左右の親指の「はら」を交互に使う。(訳者註:パイプの向きを変えながら作業することで、煙草は均等に丸められる。)この結果、煙草はパイプが満杯になるまでボウルの側面を滑り落ちる。

理解の助けになるイメージ:
高さ1/2〜3/4インチ(訳者註:13〜19ミリ程度)、直径でボウル内径より1/4インチ(訳者註:6〜7ミリ程度)大きいコルクを思い描く。このコルクをボウル内に入れたければ、単に真下に押すのではなく、コルクの側面を(中心へ向かって)両側から押すはず。


【9ページ目】

この時、塊の煙草が多いと思ったら、横から過剰な煙草を取り除いても構わない。

繰り返しになるが、(煙草を)ボウルの中へ押し込まないように注意する。中心に向かって親指の腹で煙草を優しく丸め続ける。時間をかけて行なうこと。詰めるのを急いではならない。

ここで、前の注意とは多少矛盾するオプションのステップを紹介する。

必要であれば、親指の腹だけでボウルの中心を軽く押してもよい。 指の腹だけが圧を加えるように、また、指のその他の部分がボウルの中に入って詰め方を台無しにしないように注意して、(全方向からボウルトップに橋を架けるような要領で)ボウルを横切るかたちで指を乗せる。


【10ページ目】

詰めが完了すると、トップが非常に締まった「スーパープラグ」ができあがる。ボウルを逆さまにしても、煙草はまったく落ちない。それでいて吸い込みが妨げられないことは特筆すべきことであるし、伝統的な詰め方よりも簡単な感じさえする。

Micheael Bernhautからの註:
私の経験では、この方法を使うことで、パイプ喫煙の楽しみが非常に豊かになった。現在、私は簡単に下まで全部に吸うことができる。この詰め方から流れ出る空気には、すべての煙草で新しい風味が現れた。タンパーで押さえたり、再着火したりは、終了間近まで基本的に不要である。タンパーは、灰を崩してボウルの底に落とすだけ。1ボウルがより長持ちし、より愉しめるし、伝統的な詰め方よりも(カーボン)ケーキがはやくつく。さらに、ボウルを逆さまにしても灰が落ちないことにも気づいた。

着火については、Frank氏は、3本の炎が出るトーチ・ライターを推奨している。タンパーを使わずに、素早く、完全に着火できるからである。ライターは、ボウルに対して真下に向けなければならない(ボウルの壁にトーチの炎が向くような角度は駄目)。そして、非常に素早く、炎を「サッとあてる」。この着火方法は、注意とちょっとした練習を要するし、多くのひとから批判されもするだろう。

私はこの着火方法を注意深く使用している。煙草に炎を2、3回素早く当てることで完全な着火が得られるので、私はこの方法を大いに信頼している。パイプのボウルを保護するには、正確な狙いをつけることと(炎を)素早く遠ざけることが不可欠。
訳者註:怖くて試していませんが…