6  第4回草月西支部展 (2003年4月)

出品申し込み期日に遅れてしまった為、自分の苦手な狭いスペース(50cm四方×高さ180cm)に出品せざるを得ず、自分への挑戦だと思い作品構想に入りました。

しかも、私の作品展示位置は「入り口すぐ」というかなりVIP(?)な位置ではありますが、高さ120pの台に乗せなくてはならない、という条件でした。

目線が高く、しかも場所が狭い。小さくてパンチの効いた作品にしないとみんな見てくれません。

そんなことを考えていたある日、私はCD屋さんの前を通りかかって、あるポスターから今回の作品の完全なるヒントを得てしまいました!


それは、平井堅さんの「LIFE is・・・」というアルバムのポスター。
平井さんが私の大好きな「グロリオオサ」のお花を手の平にのせて見つめていました。


グロリオオサというお花は花の形も去ることながら、葉も面白い形をしており、私が今までいけばなで使う場合は茎ごといけて、花だけ切り取るということはしませんでした。しかしこのポスターの「お花だけ」というグロリオオサはものすごい存在感を出していたのです!
今までとは違うグロリオオサの一面を見たような気がして、今回はグロリオオサの魅力を存分に発揮できる作品を作ろう、と考えました。

そこから構想はどんどん進み・・・

グロリオオサは燃えているイメージあるので、そのイメージを更に強く出す為に、赤い照明をあてて燃えている雰囲気を出しました。照明効果を出す為に黒い箱で囲ったのも正解でした。
イメージは更に進み、グロリオオサが燃えたら透明で綺麗な溶岩が出てくるような気がして、グロリオオサの下に透明の液体で溶岩のようなものをたらしました。


この作品は照明をあてたことが人目を引く要因だったのかもしれませんが、評判もなかなかよく、まったく見ず知らずの方が写真を撮ってくれていたのが嬉しかったです。


私はこの作品は自分史の中で3本の指に入るくらい好きな作品です。