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胃潰瘍 |
胃は消化液を出して、食物を溶かしてしまう臓器です。胃の中は溶鉱炉のようなものです。しかし、胃は自分で自分を消化することは(いつもは)ありません。ところが胃酸が多くなり過ぎたり、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)がいて悪い条件が重なった場合、あるいは鎮痛剤の常用をしている場合、強いストレスがかかる場合などで胃は自分を溶かしてしまって潰瘍をつくります。潰瘍の治療は、胃酸を抑える薬が主な治療薬で、これに胃の粘膜を保護する薬を併用するのが普通です。食べるとすぐに痛くなるのが特徴です。潰瘍の治療は、胃酸を抑える薬が主な治療薬で、これに胃の粘膜を保護する薬を併用するのが普通です。ストレスが強く働いて潰瘍になったと思われる人には精神安定剤を併用したりもします。食事は過食を避け、お酒とたばこをを中止してもらいます。 |
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十二指腸潰瘍 |
胃のすぐ向こうにあるのが十二指腸です。この潰瘍の原因も胃潰瘍と同じようなものです。痛みは食事をした後、時間がたってから起こることが多い。治療もだいたい胃潰瘍と同じです。 |
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ピロリ菌と潰瘍 |
近年になって胃の中にいる菌が発見され、これが胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となることが多いということが分かってきました。しかし、ピロリ菌を持っている人が全員潰瘍になるわけではありません。50才以上の人は7割くらいピロリ菌を持っているのですが、何事もなく生活している人の方が多いのです。ピロリ菌は口から感染します。食物、人と話をしていてなど考えられます。 |
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ピロリ菌の検査 |
3種類の方法が利用できます。 1)内視鏡で胃の組織を採取(齧ってきて)して、反応液の中に浸し、ピロリ菌がいれば色が変化して赤くなるのを見ます。 2)尿でピロリ菌の抗体検査ができます。 3)試験薬を飲んだ後、呼気を採取して検査に出します。 |
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ピロリ菌の除菌 |
三種類の薬(抗生物質2種類、制酸剤1種類)を7日飲んでもらいます。大体8割くらいの人が除菌できます。除菌の判定は1ヶ月後に呼気テストで行います。潰瘍のある人しか保険が効きません。 除菌は一回でうまくいかない時、2回目ができます。2回目は一回目とすこし違う薬を使います。 |
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潰瘍と手術 |
現在、胃潰瘍、十二指腸潰瘍で手術になることはほとんどありません。手術になるのは以下の3つの場合です。 1)内視鏡治療でも止められないほどの大量出血 2)穿孔(穴があくこと)により腹膜炎を起こす。 3)潰瘍で狭窄(狭くなること)になり食べ物が通らなくなる。 |

ピロリ菌の検査、治療、治療後の効果判定は
現在のところ、胃潰瘍と十二指腸潰瘍だけが健康保険の適応です。
それ以外の方は全額自費になりますのでご注意ください。
また、保険制度では自費の治療と保険の治療を混ぜて行うことは禁止されています。(混合診療の禁止)
自費の診療が入ると全部の診療を自費でしなければならなくなります。