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声域は2オクターブちょっとくらいあり、低音域では意識して力むことで、
スプリングスティーンバリの
押しつぶしたガラガラ声をこねくりまわすように歌いまわしている
(「Just Older」や「Tow Story Town」、
「Keep The Fath」、「Blood On Blood」
、バラードソングのAメロ部分などたくさんある)。
高音域の声は、ガラガラ声と
鼻にかかったような高音の2つの
音成分から成っているようだ。
そして、無理やり発声することで、ガラガラ声と高音成分が
7:3ぐらいで混ざり合ったタフな感じの声と、
その割合が3:7と逆転する、ムーディーな声の
2種類がある。
前者の声は、バラードソング以外のロングトーンを伴う
哀愁メロのサビ(「Wild Is The Wind」、
「I'll Be There For You」、
「Blood On Blood」など)で、後者の声は、
Bon Joviの代表的なバラードソングのサビなどで聴くことが出来る。
特に後者の、気持ち良く伸びるつややかなクセ声
は、楽曲の歌メロの良さと相俟って、
リスナーに切ない感情を喚起する素晴らしい声であり、
ジョンの声におけるハイライトであろう(もちろん「Always」や
「Bed Of Roses」など)。
そして、メインで使われる中音域の声は、基本的に力んだ
ガラガラ声であり、感情輸入の勢いにまかせて、単語毎に力みを効かせ叩きつけるような歌い方が
メインである。
そして、ときに舌と口が追いつかなくなって、くだを巻いている風に聞こえることがあるが
(「Bad Medicine」などはずっとそんな感じ)、そう感じるのは僕だけだろうか?
また、力むあまり語尾で声がひっくり返ることも多いが、それもまたジョンの個性だろう。
そのほか、話し声のトーンで曲前、曲中に語りを入れることも多いし、囁くような声を
操ることもある。バラードのロングトーンでは、細かいビブラートも出てくるが
バラード以外では、あまり使用していない。また、ファルセット
での歌はほとんど無いが、「Say It Is'nt So」
のサビでは珍しく使用している(違うかも?)。
1st、2ndの頃は頻繁に裏声シャウトしていた(「Runaway」、「In Out Of Love」のエンディング部分)が、
彼のシャウトはかなりか細く迫力不足である。音楽性の変化もあるのだろう、3rdアルバム以降で
そのようなシャウトを聴くことはほとんど無くなった。当時は、HR/HMバンドとして売り出していたから、
必要悪だったのかもしれない。
ちなみに、僕が最も好きな彼のシャウト声は、「I'll Be There For You」の
エンディングのサビ前で聞こえる獣の雄叫びのようなシャウトである。
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これまでの作品の中で最も高い声は、
裏声シャウトを除けば
「Living On A Prayer」の転調後のサビの部分(2オクターブ上のD#)ではないだろうか。
近年のライブでは、この部分は大抵
オーディエンスに歌わせているし、スタジオアルバムの曲
でもここまでのハイトーンは使っていないようだ。
もうこの音が出ないというわけではないと思うが、作曲能力の向上により、
高い音程を使わなくても、十分良い曲が書けるようになったということだろうか。。
つまるところ、彼のスタイルには何々風と言ったものは無く、
自身の特徴ある声でもって、Bon Joviの素晴らしい楽曲のスタイルに合わせて
感情を込めて歌うということになるのだろう。
3rd、4thアルバム以降は、その音楽性の広がり
にあわせて、彼の歌い方のレパートリーも増えてきたようだ。
作曲能力に関しては、ブレイクした歌の数々が外部ライター
を起用した歌だったこともあり、その才能が疑わしい
という時期もあった(だって突然楽曲の品質が10倍
くらいになった)が、ジョンが一人で作った「Always」の出来を考える限り、
メロディメイカーとしての才能も疑う余地が無いでしょう。
(実は私、ジョンのソロアルバムはいずれも未聴なのです。)
ライブでの歌唱は、たまに外れるような気がする程度で、すべての
楽曲が再現できていると感じた。ただ、低音部分はライブでは
聴き取りづらかったがそれはしょうがないだろう。
また、ステージ上ではギターも弾くようだが、
ちょっとたどたどしい。うつむいて一生懸命弾いている
「Wanted Dead Or Alive」のイントロ
などは見ていてはらはらしちゃいます。
ところで、ジョンと言えば、胸毛の王様だったはずだが、
最近毛を見かけなくなった気がするのだが、
どうなってるんだろう。
自分では剃っているといっていたらしいが、セレブな男になるために
脱毛したのかな?
胸毛仲間唯一の希望の星だったのだが。。。
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