クリスティーヌ・ダーエ
~Christine Daae~


■zuma的理想像
ファントムが惚れ込むんだから、とにかく可愛い顔と声をしていること。ファントムを愛していること。

■今まで観た役者さんたち(敬称略・順不問)
お名前をクリックしてね。

**井料瑠美** **村田恵理子** **森岡純子** **沼尾みゆき** **五東由衣**







■◇■自己陶酔なしっかり者のクリスティーヌ~井料瑠美~■◇■
何度も観てるんですけどねえ、井料さんがなかなかクリスティーヌをやらないので忘れてしまった所もありますが、割としっかりしているクリスティーヌです。コーラスガールからプリマドンナへ、そして子爵様との婚約と、ひとつひとつを確実に自分のものとしてゆく姿が、なんかカッコイイというか。自己アピールの上手いクリスティーヌというか。
ファントムに取り憑かれている感じよりも、ファントムに唄を教えてもらってその唄を歌っている自分に酔っているような、そんなイメージです。

■この方の特長■
独特の歌い方が特長の井料さん。個性もコケティッシュっていうのかしら。
あたしが初めて井料さんを観たのは「アスペクツ・オブ・ラブ」のジュリエッタ。なんてすごい声を出すんだろうとびっくりしたものです。だからこれだけの声ならばカルロッタに負けてない、すごいプリマドンナになれるんじゃないかなって思いましたね。そうかと思えば「壁抜け男」でかわいいイザベルを演じたり。
四季会報をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、井料さんも劇団四季をすでに退団されました。またいつか、舞台でお目にかかれるときは来るのでしょうか・・・。


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■◇■ファザコンクリスティーヌ~村田恵理子~■◇■
純粋なクリスティーヌです。あのやわらかい透明な声から連想するのかもしれませんが、真っ白なオーガンジーのようかしら?何色にも染めてあげられそうなクリスティーヌだと思います。にもかかわらずちゃんとした「クリスティーヌ像」があるんですね。
ファントムに取り憑かれてしまわないようにクリスティーヌという自分を持とうとしているところも素晴らしいです。
そして何と言っても一番のファザコンクリスティーヌ。村田さんのクリスティーヌだと「パパ」っていう台詞が一番似合っていますね。ファントムを「パパ」のように愛しているのかもしれません。
しか~し、あたしは村田さんから一番ファントムへの愛を感じるのですが、いかがでしょうか。たとえそれがどういう意味の愛であっても。(以上99年)

しかし、村田さんご本人も年をとられたせいか(爆爆)、ここのところのクリスティーヌ、色っぽさが増してきましたね。なんか、パパと言うトラウマ(なんじゃそりゃ)が残ったまま大人になって色気の出てきたクリスティーヌって感じがするんですよね。声にも艶が出てきたというか。ある意味「熱いクリスティーヌ」(笑)です。(以上01年)

■この方の特長■
あたしが初めて観たクリスティーヌは村田さんでした。河合さんのカルロッタの声と村田さんのそのやわらかい透明な声とのギャップに、「どうしてこの子がプリマドンナとして選ばれるのかしら?」と疑問を持ったくらいやわらかい声をしていらっしゃいます。井料さんが芯のある強い声だとすると、村田さんはかる~い声。が、これもプリマドンナなんですよね。きっと。
余談ですが、ラストシーンでファントムへ指輪を返しに来て戻っていくとき、村田さん自身は「台本がそうなっているから仕方なく戻る」といったようなことをおっしゃっていました。どのクリスティーヌもそうかもしれませんが、ホントにラストは「帰りたくない」という思いがあるようです。泣きそうな表情で帰って行く村田さんのクリスティーヌは必見ですよ。(以上99年)

そして・・・・

やはり長年?クリスティーヌを演じられているせいか、一番安心して観ていられるクリスティーヌなんですよね、村田さんのは。喉の調子が悪かったほかは、あたしは村田さんのクリスティーヌに失敗とか、間違いなど観たことがないんですよ。それでいて演技も丁寧だし(ホントに演出に言われた通りにこなしているんだろうなーって思います)。そして、ラウルへの愛がよく分かるようになってきたのも村田さんです。
安心してクリスティーヌを観たいときは、村田さんですね(って、四季は役者を選んでチケット買えないんだよなー(爆))。(以上01年)


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■◇■はかないクリスティーヌ~森岡純子~■◇■
森岡さんのクリスティーヌ、とてもはかないのです。シャボン玉のようにつついたら割れちゃうんじゃないかしらって。そして一番ファントムに取り憑かれているイメージの強いクリスティーヌです。他の方はファントムに取り憑かれている「演技」をしていらっしゃるように見えるのですが、森岡さんはその雰囲気自体がそれこそ「いつも何かを夢見ているように」見えるんです。これには恐れ入りました。
そしてとても子供のように見えて、ふっと大人のようにも見える。雰囲気の独特なクリスティーヌです。

■この方の特長■
役者さんとしてのリアクションが一番普通のような気がしました。もっと簡単に言うと「自然」に反応をしている。例えばラウル様に「舞台に立って欲しい」と言われて(リアクションとして)「イヤ」と首を振ったりするんですね。こんなことを言っては何ですが、他の方がどうしてああいうリアクションするんだろうと思うシーンも、森岡さんならば納得できてしまう所もあるんですよ、あたし。
そして歌。アリアの歌い方が「をを~プロだ~」と思わせる、他のクリスティーヌとは違う歌い方。(こんな風に歌い方を変えてしまってもいいものなんですね。まあ台詞だし。)
そして残念ながら、森岡さんも四季を退団されました。彼女にとっても最後の舞台は「オペラ座の怪人」。またどこかで、あの歌と演技を観たいものです。そういえば、当HP宛てに「森岡さんはどうされているんでしょうか」というメールが来たことがありまして、情報を募集したところ、ご丁寧にもご連絡くださった方がいらっしゃいました。噂では(噂ですけど)ドイツへ歌の留学されたとか。あれだけの歌が歌える方ですもの、また日本へ戻ってきて美声を聞かせていただきたいですね。


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■◇■気の強そうなクリスティーヌ~沼尾みゆき~■◇■
元気なのあたし!でもファントムはこわい?の!・・・なんだか元気いっぱいのクリスティーヌです。だからあまり夢見ている感じもしないし、ファントムがそんなに怖いようにも見えないんですね。そうそう、現実主義的なところがあるとでもいうのでしょうか。それでちょっとおすましで、ツンとしてて気が強そうなイメージがあるクリスティーヌです。

■この方の特長■
他のクリスティーヌより若いんでしょうか(爆)、勢いで演じちゃってるような感じがします。そのせいで、活発で怒った感じのクリスティーヌになっているような気がします。その勢いがセリフにも出ているのか、ホントにはっきりと喋るし、ホントにはっきりと歌われるんですよ。せめて英語部分だけは母音を優先しないで歌って欲しい~どうか~(byファントム)と思います。あとは、ラウルに守られるだけの儚さが欲しいなー。これからどんどん良くなっていって欲しいと偉そうに思っていたのですが、2002年の(いや、2001年静岡公演からですが)パンフレットからは沼尾さんの写真はなくなってしまいました。どーしたんでしょ。沼尾さん。最近また出てはいるようですが。


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■◇■あわてんぼうクリスティーヌ~五東由衣~■◇■
茶目っ気たっぷりのあわてんぼうクリスティーヌです。あわてんぼうな故、ドジっぽい感じがします。そう!あたしくらいの年齢の人なら誰でも知っている(笑)キャンディーキャンディーみたいなイメージで、とってもチャーミングです。
これまたそのドジ加減が現実的なもんで(爆)、夢見ているように見えないクリスティーヌなんですね。

■この方の特長■
最初はどうなるかと思った五東さんのクリスティーヌなんですが、演技はどのクリスティーヌよりも上手い!というより自然な反応だと思います。退団された森岡さんもそうでしたけど、自然に素直に演技に反応しているので、肩肘張らずに観られます。(つまり、肩肘張っちゃうクリスティーヌがいるってことなのよ(爆)誰かは秘密だが)
それから五東さん、声量が大きい方です。ラストのファントムとラウルとの三重奏(歌だから「奏」ではないかもしれないが)負けてません。ファントムより勝っちゃいます。そのせいで儚いクリスティーヌに見えないのかもしれません。確かに気分いいと大声で歌いたくなってしまうんでしょうけど、そこはもうちょっと・・・ってところです。(以上、2001年)


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