ヴェールはどこへ・・・そこは鉄格子
宮城県民会館 01年7月8日(日)マチネ C席3階3D列8番

back index目次に戻る

一晩寝て、ちょっと落ち着いたかな、お怒りモード。とは思ったものの、朝ホテルから出掛けにチオビタドリンクを飲んだせいで(薬局でくれた)、逆に興奮気味(爆)でした。

うん、ルフェーブル(深見さん)、だいぶ深みが(あぁ、またおやぢギャグが・・・違うのよ(T.T))出てきたな、とちょっと安心しました。今まで、割と背の高いルフェーブルばかり観ていたので、アンドレやフィルマンより小さいルフェーブルは、あたしから観ると、ちょっと違うなって感じでした。なんか深見さんのルフェーブルって、ちょっと「おとーちゃん」ってイメージがあるのですが、あたしは。みなさんは、どーでしょうか。
ところでフィルマン、アンドレコンビですが、特に佐川さんが今までの守銭奴主義のフィルマンから、ちょっとおちゃらけたフィルマンに変わろうとしていたのが面白かったです。昔はけっこう、冷たい感じがしていたのですが。そのお陰で、林さんアンドレとの掛け合いも面白くなっていて、支配人室のシーンは、(あたしが観る範囲を限定していたこともあり)面白かったです。

そして、3回目の五東さんクリスティーヌ。なんか、「All I ask of you」とてもよかったです。ところであたしは、五東さんの、このシーンで使うストールの使い方が好きです。ちゃんとストール相手に(?)気持ちが入ってるのが良く分かって、「今はもうゆきて帰らず」のところなんか、どのクリスティーヌよりも好きです。ただ、ストールをびらびら(?)広げたりしているだけが能じゃないんだよ(誰のクリスティーヌがどうこう、とは言わないが)、って思ったシーンでした。

それから、やっとこさ書けそうな村さんのファントム。はっきり言おう、調子がいいんだか悪いんだか分からない(爆爆)。調子良いんだろうけど、調子いいからといって、薄目で「Music of the night」を歌うのはやだなあ(爆爆)。これって、4回観て4回ともそうなんですよね。これが、村さん流のファントム(自己陶酔しているような、そういうイメージのファントム)なんでしょうけど、前にも書いた通り、これでマイク持たせたら、カラオケで自分の声に酔うオヤジだよー(笑)って、いつも思いました。まあ、村さんがファントムをそういう人だと思っているのならそれでいいんですけど、zuma的には、自分を酔わさないで、人を(クリスティーヌを)酔わせるべきじゃないのかしら、とやや思う。
そしてもうひとつ言わせてもらえるならば、(疲れているんだろうなー体力的に)「Music of the night」の歌い方がザツに聞こえました。村さんて、歌い方が独特じゃないですか。わざと楽譜どおりに歌わない、演歌っぽい?歌い方。「よるのしらべのなかで~」が普通なんですが、村さんは「よるのしらーべのーなかーで~」ですよね。この歌い方のせいもあって、妙に適当に歌っているように聞こえちゃったんですね。それがすごく勿体無い!あ、あと、「Point of no return」もザツ気味でした(爆)。「もーはやひけーない」と歌うのが正しい?のだと思うのですが、村さんはいつも「もっ はやひけーないー」なんですよね。藻が早引けない?じゃないんですからさあ。崩して歌うのは結構なんですけど、あまりにも勿体無いところがあって・・・。今日はあえて書きました。もうすぐ仙台も終わりなわけですから、疲れているかもしれませんが、頑張って欲しいです。ファンとして。
ところで、後半で「第三幕のバレエ」をやっているとき、ファントムの影絵みたいのが出ますよね。あれって誰がやってらっしゃるんでしょうか。最近、妙に「若々しさ」を感じるので、あれじゃあ村さんがやってないってのが分かっちゃうんですけど(笑)。いいのかな。マントの翻し方なんか、若すぎるよ。ついでに村さんより細い人がやってるでしょ(爆)。ばれてますよ、村さんてば。

そして(何がそしてなのか自分でもわからぬ)ラストシーン、ここが見せ場なだけあって、3人ともここで爆発するようになっているみたいですね。
今日は爆発しすぎたせいか(笑)、クリスティーヌのヴェールが、助けにきたラウルのそばに駆け寄ったとき、勢い余ってずれてしまい、五東さんはそれを鉄格子そばに脱ぎ捨ててしまいました。
まあ、こういうことはよくあるので、役者さんも慣れているというか、予定通りのところにヴェールが落ちていなくても適宜対応して芝居してしまうので、今日は、どう対応するのかなーなどと不謹慎な思いで観ていました。そして!
ラウルが鉄格子のわずかな隙間から滑り込んで入ってきました。ヴェールは当然そのままにされ、芝居は続行されました。そして感動の三重奏、何度聞いても感動ものです。特にラウル、完全に他の二人を食ってます。欲を言えば抑えて欲しいよね、柳瀬さん。
そして、ラウルとクリスティーヌは帰っていきました。ファントムは、予想通り、鉄格子そばに落ちているヴェールを拾いに行きました。そして、!!!ヴぇ、ヴェールが!なんと、ラウルが滑り込んだ際に鉄格子が上がりますよね、そのあと下がってきた鉄格子にヴェールが挟まってしまったようです。せっかく哀愁の背中を見せながらヴェールを拾おうとした村さん、結局ヴェールは挟まったまま。仕方がないので、何も持たずに所定位置(笑)へ歩いていっていました。このときほどファントムが哀れだと思ったことはありませんでした(自爆)。ヴェールを使って悲しみを表現する間ができてしまったので、その分返してもらった指輪をいとおしそうにずーっとじーっとみてました。
嗚呼、可哀相なファントム・・・。



本日のキャスト
  オペラ座の怪人      村俊英    クリスティーヌ・ダーエ    五東由衣
  ラウル・シャニュイ子爵  柳瀬大輔   カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
  メグ・ジリー       安食智紀   マダム・ジリー        秋山知子
  ムッシュー・アンドレ   林和男    ムッシュー・フィルマン    佐川守正
  ウバルド・ピアンジ    半場俊一郎  ムッシュー・レイエ      井関一
  ムッシュー・ルフェーブル 深見正博   ジョセフ・ブケー       須郷裕介
  男性アンサンブル  佐野正幸 喜納兼徳 畠山典之 谷淳三 寺田真実 齊藤翔 孔大愚
  女性アンサンブル  河合和代 川北美穂子 大前さおり 野口春菜 高橋早苗
  石田美樹子 鍋谷明 佐藤匡子 山崎ゆみ子 小牧祥子 塚谷陽子 池田さやか


UP上へ  back index目次に戻る