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ECM NEW SERIES の歩み
A NEW SERIES TIMELINE

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。(musicircus


 
1993
 
 現代音楽の偉大な作曲家ハインツ・ホリガー Heinz Holliger による、瞠目すべき重要作品《スカルダネッリ連作集 Scardanelli-Zyklus》のボックス・セットが制作されました。

ハインツ・ホリガー
「スカルダネッリ連作集」
(ヘルダーリンの詩による、独奏フルート、小管弦楽、混声合唱のための)

[マテリアル:無伴奏混声合唱のための「四季」/小管弦楽のための「スカルダネッリへの修練」/フルート独奏のための「
(t)air(e) (堅く口を閉ざす;空気・歌・息;あなたに)」/独奏フルート、小管弦楽、テープのための「塔の音楽」からの抜粋/小管弦楽のための「葬送オスティナート」からの抜粋]

オーレル・ニコレ(フルート)/ロンドン・ヴォイシズ/アンサンブル・モデルン/ハインツ・ホリガー、テリー・エドワーズ(指揮)

ECM New Series 1472/73
 
 オーストリアのアルプス地方にあるザンクト・ゲロルト修道院 The monastery of St Gerold ──ここは後々 New Series にとって重要な場所となります。パウル・ギーガー Paul Giger による《シャッテンヴェルト(影の世界) Schattenwelt》は、同修道院で数多く録音されるECM作品の嚆矢となるものでした。

パウル・ギーガー
「シャッテンヴェルト(影の世界)」

ECM New Series 1487
 
 メレディス・モンクのオペラ《アトラス Atlas》。

メレディス・モンク
オペラ『アトラス(地図帳)』

[第
I部:個人的な暮らしぶり/第II部:夜の旅/第III部:霊的な光]

声楽アンサンブル/オーケストラ/ウェイン・ハンキン(指揮)

ECM New Series 1491/92
 
 キース・ジャレットによる、ヨハン・セバスチャン・バッハ 《フランス組曲》。

J.S.バッハ
フランス組曲(全曲)

キース・ジャレット(チェンバロ)

ECM New Series 1513/14
 
 ペルトの作品を初めてエストニア出身の演奏者だけで録音したアルバムが、この《テ・デウム Te Deum》でした。トヌ・カリユステ指揮、タリン室内管弦楽団、エストニア・フィルハーモニック室内合唱団が作曲者自身との完璧な調和の上に立って素晴らしい演奏を聴かせています。

アルヴォ・ペルト
「テ・デウム」

[テ・デウム/シルワンの歌/マニフィカート/ベルリン・ミサ]

エストニア・フィルハーモニック室内合唱団/タリン室内管弦楽団/トヌ・カリユステ(指揮)

ECM New Series 1505
 
 キム・カシュカシャンによる、ヒンデミット、ブリテン、ペンデレツキの作品を収録した《ラクリメ Lachrymae》。

ヒンデミット/ブリテン/ペンデレツキ作品集
「ラクリメ」

[パウル・ヒンデミット:葬送音楽/ベンジャミン・ブリテン:ラクリメ 作品
48a/クシシュトフ・ペンデレツキ:ヴィオラと室内オーケストラのための協奏曲]

キム・カシュカシャン(ヴィオラ)/デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)/シュトゥットガルト室内管

ECM New Series 1506
 
 アンサンブル・モデルン Ensemble Modern 演奏による「嫉妬 La Jalousie」その他の作品。現代音楽の作曲家としても地位を固めつつあったハイナー・ゲッベルス Heiner Goebbels の存在を一躍高めたのが、New Seriesからの一連のリリースでした。

ハイナー・ゲッベルス作品集

[「嫉妬」(小説内に登場する種々のノイズ)/「レッド・ラン」(
11楽器のための9つの歌)/5人の金管楽器奏者、ドラムとサンプラーのための「ヘラクレス第2番」/「自由」(ライナルト・ゲッツのテキストによる語り手とアンサンブルのための協奏的情景)]

クリストフ・アンダース、フランク・オルー(語り)/アンサンブル・モデルン/ペーター・ルンデル(指揮)

ECM New Series 1483
 
 ヒリヤード・アンサンブルによる《ウォルタ ー・フライ Walter Frye 作品集》。

ウォルター・フライ作品集

[三位一体の日/グロリア(ミサ「王の花よ」)/めでたし、処女/クレド(ミサ「王の花よ」)/おお、薔薇の花よ/サンクトゥス(ミサ「王の花よ」)/アニュス・デイ(ミサ「王の花よ」)/幸あれ、天の元后(三声版)/幸あれ、天の元后(四声版)/救いの油に/すべてが私から/記憶に深く焼き付けられたのは/私の心の喜びよ/私の歌は溜め息ばかり]

ヒリヤード・アンサンブル

ECM New Series 1476
 
 パルナッソ弦楽四重奏団 Parnasso Quartet による《イェンス=ペーター・オステンドルフ Jens-Peter Ostendorf 作品集》。

イェンス=ペーター・オステンドルフ
弦楽四重奏曲 第
2

パルナッソ弦楽四重奏団

ECM New Series 1479
 
 ハンスハインツ・シュネーベルガー Hansheinz Schneeberger、タベア・ツィンマーマン Tabea Zimmermann、トーマス・デメンガ Thomas Demenga が演奏する、バッハ Johann Sebastian Bach とシャーンドル・ヴェレシュ Sándor Veress の作品。

トーマス・デメンガ
J.S.バッハ/シャーンドル・ヴェレシュ作品集」

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007/シャーンドル・ヴェレシュ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/無伴奏チェロ・ソナタ/弦楽三重奏曲]

トーマス・デメンガ(チェロ)/ハンス・ハインツシュネーベルガー(ヴァイオリン)/タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)

ECM New Series 1477
 
 サラ・レオナルド Sarah Leonard とクリストファー・バウワーズ=ブロードベント Christopher Bowers-Broadbent の演奏による、グレツキ、サティ、ミヨー、ブライヤーズ作品集。

グレツキ「おお、我らが聖母よ」

[ヘンリク・グレツキ:おお、我らが聖母よ 作品
55/エリック・サティ:貧者のミサ/ダリウス・ミヨー:前奏曲第1番/同第2番/ギャヴィン・ブライヤーズ:黒い河]

サラ・レオナルド(ソプラノ)/クリストファー・バウワーズ
=ブロードベント(オルガン)

ECM New Series 1495
 
 


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.

 
  ※本記事は、ECM のウェブサイトで発表されたテキストを、著者スティーヴ・レイク氏ならびに ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。musicircus  

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