| ECM NEWS/ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
March 21, 2012 |
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| ドイツ出身の作曲家・音楽監督のハイナー・ゲッベルス
Heiner Goebbels に、世界で最も権威のある演劇賞のひとつである国際イプセン賞
International Ibsen Award が授与されました。これは、音楽劇
musical theatre の分野におけるゲッベルスの先駆者としての仕事が評価されたことによるものです。 国際イプセン賞は2007年の創設で、賞金はノルウェー政府が出し、2年毎に受賞者が選ばれます。過去の受賞者には、ピーター・ブルック
Peter Brooke(2008年度)、劇団「テアトル・デュ・ソレイユ(太陽劇団)」の設立者アリアーヌ・ムヌーシュキン
Ariane Mnouchkine(2009年度)などがいます。ハイナー・ゲッベルスには、9月にオスロの国立劇場で開催されるイプセン・フェスティヴァルの期間中に、賞金33万ユーロ(250万ノルウェー・クローネ)が授与されます。 |
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| 同賞の選考委員は、3月20日(火)にベルリンのノルウェー大使館での公式プレス発表の場で、ゲッベルスを「今日の偉大な創造者のひとり」と評しました。「ゲッベルスは劇場と音楽との関係のあり方を探究し拡張し続けてきた。そして、そうした活動のなかでの、新たな洞察力と可能性の開拓へのたゆまぬ試行によって演劇の原理を発展させてきた。」 [訳註:全文は国際イプセン賞公式ウェブサイトに掲載
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| 現在、ゲッベルスは、ユストゥス・リービッヒ大学ギーセン
Justus-Liebig-Universität Gießen
の応用演劇科学研究所の教授、スイスのサース・フェー
Sas-Fee にある欧州大学院
European Graduate School の教授を務めています。また、2012年から2014年のシーズンのルール・トリエンナーレ
Ruhrtriennale Festival の芸術監督にも指名されています。 |
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ハイナー・ゲッベルスの作品はこれまでに世界50ヶ国以上で上演されています。ゲッベルスのECM New Seriesで録音された作品の中には、グラミー賞へのノミネートという高い評価を受けたアルバム《サロゲイト・シティーズ(代理都市)
Surrogate Cities》(1999)と《アイスラーマテリアル
Eislermaterial》(1998)も含まれています。ゲッベルスの新しいアルバムは、作家アダルベルト・シュティフター
Adalbert Stifter の作品と人生から霊感を得た作品《シュティフタース・ディンゲ
Stifters Dinge》です。現在リリースに向けて準備中です。
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ハイナー・ゲッベルス
Heiner Goebbels オペラ「ラントシャフト・ミット・エントフェルンテン・フェアヴァンテン(遠い親戚たちのいる風景)」 独奏者、合唱、アンサンブルのための Landschaft mit entfernten Verwandten Landscape With Distant Relatives Paysages avec parents éloignés for soloists, choir and ensemble ドイツ室内合唱団 Deutscher Kammerchor アンサンブル・モデルン Ensemble Modern ダーフィト・ベンネント(語り) David Bennent: speaker ゲオルク・ニグル(バリトン) Georg Nigl: baritone フランク・オルー(指揮) Franck Ollu, conductor ECM New Series 1811/12 ハイナー・ゲッベルスのがっしりした音楽で構築されたシアター・ピース作品《遠い親戚たちのいる風景 Landscape with Distant Relatives》──「オペラ」という語彙[注=ラテン語 opus(作品)の複数形]そのものを字義通りに実現した作品──のサウンドトラック・アルバムです。パリ秋の芸術祭 Paris's Festival d'Automne での録音。使用されているテキストは、ガートルード・スタイン Gertrude Stein、ジョルダーノ・ブルーノ Giordano Bruno、アンリ・ミショー Henri Michaux、T.S.エリオット T.S. Eliot、ニコラ・プッサン Nicolas Poussin で、これらが内包する世界を描き出すのは、俳優のダーフィト・ベンネント David Bennent による語りと、バリトン歌手ゲオルク・ニグル Georg Nigl による歌唱、さらに16名の歌手と19人の器楽奏者が加わります。直線的な展開を拒む錯綜した物語が、芸術と現実の曖昧な関係性や、政治的衝突を引き起こす本質といったものを、鋭く取り出して見せています。 「スコアは終始一貫して聴き手の心を堅く掴み続ける。調性に基づくルネッサンス様式のタペストリーから(こうした音楽の場面では古楽器を使用)、陽気な地獄の景色を囃し立てる軍楽隊のドラム合奏なども取り入れた歯をむき出しにした攻撃的なサウンドに至るまで、幅広い作曲手法が用いられている。」
(ロブ・コワン Rob Cowan、インディペンデント誌
The Independent) ◆註記: 10 vor 11 (080526)
Heiner Goebbels (Part2/3) 10 vor 11 (080526)
Heiner Goebbels (Part3/3) 上記の動画はドイツ語ですが、英語によるべつの動画もあります。ゲッベルスが教授を務めるスイスの欧州大学院で2007年に開催された、ゲッベルズのシアター・アート(音楽・舞台を統合・発展させた実験的劇場作品群)についてのレクチャーの動画です(分割投稿)。
ハイナー・ゲッベルス Heiner
Goebbels official website ■ |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。(musicircus) |