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Sankai Juku 山海塾


Oct. 1-2, 2005
Kinkan Shonen 2005
@Biwako Hall, Shiga, Japan

Dec.15-21/ 27-30
Creation(world premiere)
Kinkan Shonen
@Theatre de la Ville, Paris

『金柑少年2005』 滋賀・びわ湖公演

2005年10月1日(土)〜2日(日)
びわ湖ホール 中ホール
両日ともに14:00開演
前売開始 一般発売7月10日(日)
問合せ びわ湖ホール
電話 077-523-7136

山海塾は現在パリ市立劇場を拠点に活躍する舞踏カンパニー。その作品は、美とイメージを高いレベルで様式化したものとして熱狂的な支持を集めている。

かれらが1978年に初演した作品『金柑少年』は、世界中の国々で上演され、山海塾の評価を確実なものとした代表作。聖と俗、生と死、精神と肉体のメタモルフォーズなどの主題系が、「エロス」という縦軸で貫かれ、力強く構成されていた。

この作品が上演された際、大きな魅力だったのは、舞台を悠然と闊歩する本物の孔雀や舞台後方の壁面に打ち付けられた数百匹の魚の尾鰭など、生命が潜在させている光と闇のヴィジョンが明解なかたちで充溢していることだった。さらに、山海塾の全作品を通じてみても、本作ほど肉体の持つ荒々しい猥雑さが表出されているものはない。

1993年、ソロの舞踏を担当する天児牛大あまがつ・うしおが、過酷な肉体的条件に耐えられなくなったことから本作は「封印」され、舞台装置も廃棄されていたが、このたび天児が振付と演出に徹するかたちで「新版」の制作が行なわれることになった。音楽も、「旧版」ではマイルス・デイヴィス、クラウス・シュルツなど既成音源が使用されていたが、今回は吉川洋一郎が新たに担当。

旧版『金柑少年』が深々と湛えていた個性が、果たして「新版」ではどのようにアレンジされ、再提出されるのか。舞踏手の人数も以前は5名だったのが、7名に増えている。

また、天児牛大が舞台に立たないという点でも、『金柑少年2005』は、今後の山海塾の展開・活動にとって大きな試金石となるはずだ。


ミュージック・ホールの下卑た気取り、
性をはるかに通りこす強烈なエロティシズム、
打楽器の轟き、
西洋音楽のけばけばしさ、
そして静寂、
高尚な儀式舞踏に、
会話のない物語が混ざり合う
――開いた口からほとばしる
静かな叫び声の重み、異様な旅、
息も詰まるような時間――。
山海塾は我々の知覚、価値観を根本から覆した。
ル・モンド
Le Monde
特定なものにとどまりながら
普遍的であろうとし、
散在する過去から共有された記憶を喚起する――
この作品の素晴らしさは、
パラドクスの
もっとも複雑に絡まりあう部分を紐解く
無限性にある。
山海塾が類稀なのは、
一点の濁りもないメタファーに到達している点だ。
彼らは他のいかなるものにも類似しない。
タイム
Time
山海塾は、
グロテスクで、
変形した肉体にとらわれながらも、
「異常・変態」そのものが、事物の自然な秩序の
一部であるということを提示することによって、
それらを美的なものにしてしまう。
NYタイムズ
The New York Times
動きそのものが、
許しを獲得した彫刻のようだ。
山海塾の舞台は、
一種、幻想的な悪夢であり、
寓意的な旅であり、
相反するイメージのひずみによる
衝撃でできている。
サンデー・スタンダード
Sunday Standard


 

山海塾 滋賀・びわ湖公演
『金柑少年2005』
KINKAN SHONEN 2005

2005年10月1日(土)・2日(日)
両日ともに14:00開演
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール  
〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15-1

演出・振付・デザイン 天児牛大
音楽制作 吉川洋一郎

舞踏手
蝉丸・竹内晶・市原昭仁・栩秋太洋・松尾尚司
長谷川一郎・松岡大

チケット料金 一般 5,000円
青少年(25歳未満) 3,500円
※6歳未満のお子様はご入場になれません。

 山海塾 sankai juku official website

 




Photo by Osamu NOJIRI

夏の或る日、卒倒した少年が辿る生と死の境界線、エロスと夢の円環。

鐘の音が微かに響いている暗い舞台。背後の壁一面には、数百匹の魚の尾ヒレが貼り付けられている。

学生服を着た全身白塗り、金柑頭の少年が現れて立つ。

少年は直立した姿勢を保ったまま、真後ろに卒倒する。

魚のように両手足を泳がせながら、遍在するさまざまな意識と本能、その秘められた内部へと入り込んでいく。

………………

作品のラストシーン。舞台背後の壁がゆっくりと左右に割れると、青を背景に、赤い逆三角形の板に逆さに吊るされた裸体が現れる。

少年が見たエロスとタナトスの白日夢。

それは、地上のあらゆる生命が辿る、果てしない輪廻の一場面だったのかもしれない──


堀内宏公
Hiromasa Horiuchi



※本ページ掲載内容の文章・画像の一部引用は、山海塾の許諾を得ております。
musicircus

 

「山海塾 ロシア・東欧公演」を終えて
  天児牛大(山海塾主宰)・国際交流基金理事長 藤井宏昭 対談

 

DVD order
io-factory

  山海塾
卵熱   卵を立てることから

1986年宇都宮、大谷石採石場にて収録された公演の記録。
NHK TV「芸術劇場」で放映された映像からのデジタルリマスター版。
特典映像 25分 天児牛大インタビュー(1998年 NHK教育TVより)


SANKAI JUKU  DVD Series Vol.1
UNETSU
THE EGG STANDS OUT OF CURIOSITY

Video format is NTSC or PAL. Include Ushio Amagatsu interview (Translated in English & French) Filmed in Sep 1986 in an abandoned underground rock quarry in Utsunomiya JAPAN

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