「カンガルー!」

Poem by 鬱樹

 

 

短くなった髪を揺らして

首筋で風を捕まえて

青空に伸びる石段を

ひとつ飛ばしで駆け上がる

 

「カンガルーに似てる」と

放課後の君が言ったこと

今更ながらに思い出して

もう少しだけ高く跳ねた

 

ケータイを枕元に置いて眠ったり

独りきりで生きていける強さが欲しかったり

内緒にしておきたい淋しさは

決して錆びついてはくれないけれど

 

負けず嫌いは変わらない

社交辞令が上手くなっても

移り気な夢の詠声(うたごえ)

今も背中越しに聞こえてる

 

両手を大きく振り上げて

石段を登るカンガルー

ふくらはぎに力を込めて

夢が詠う詩(うた)に合わせて

 

 

 


 

comment

 

「カンガルー!」

 

彼女が何故「カンガルーに似てる」と言ったのかは

未だに謎のままですが(笑)

とりあえず

Jumpin' now!

 


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