● モノローグ ●
アトランダムですが、そのときどきにふと思ったことなどを書いています。


コンパイ・セグンド
2001.12.21
HPのフロントページに自分の旅行記の一覧を作ろうかと思って、 過去に書いた自分の旅行記をパラパラと見直していた。
97年の自分のキューバ旅行記の中にこんな文があった。
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ハバナでコンパイ・セグンドに再会。

サンティアゴの時には、カリーニョ(私がメンバーであったソンのバンド)にコンパイが加わった形だが、今度はコンパイのバンドに私が飛び入りだ。
コンパイのギターと歌はすばらしかった。そして彼は、私の即興が繰り出す音楽と感情の流れを完璧に把握していた。
だから、私の方もなんの迷いもためらいもなかった。ただただ必然のように音楽が流れていった。
その流れのなか、私は「スゴイ!彼こそはホンモノの音楽家だ」と感じていた。
ホンモノの音楽家とは、完璧に音楽でコミュニケートできる能力をもった人のことだ。
共演者とのコミュニケーション、そして聴衆とのコミュニケーション、どちらにおいてもだ。

私は遥かに遠い自らの目標を見据える。でもこのコンパイが90歳だとすれば、私にもまだ時間は残されているのかもしれない。
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私は、今でも、それを自分が与えられたこの世の時間のなかでやっていきたいことのなかの大きなひとつと思い続けている。
まだまだ、音楽上でのコミュニケーション能力や音楽の流れの理解は全然発展途上の段階だ。
でも、あのとき私が出会ったコンパイは90才だったから、まだ何十年も私には使える時間があるということだ。そのために時間を使えるというのはまた嬉しいことでもある。最初から完ぺきだったらやることがなくなっちゃうからね。。。

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