中国語電子辞書比較
注意:このページの情報は現在進行形で追加中です。量販店で買いたい振りをして色々
試して書いているのでその点ご了承下さい。是非実際お使いの方の情報をお寄せ
いただけると幸いです。
2004年6月1日現在、中国語の電子辞書は5種類(プラス派生型)販売されています。
CASIO製EX-word XD-R7300とその後継機、SEIKO製IC-DICTIONARY SR-T5030、
CANON製wordtank V70、SHARP製PW-A8500です。電子辞書を買おうとするとこの
実質この5者の間で悩むことになります。一長一短なのでどちらが良いとは言えない
のですが、選ぶときの参考になるよう比べてみました。
中国語の電子辞書は、まずSONYがカセットに入ったCDーROMを都度読み出す方式の専用電子ブック
を発売しました。その後CASIOからEX-word XD-R7300が発売。これは本体のメモリから読み出す方式で
英語、国語などでは既にかなり普及していた方式でしたが、中国語としては初めてで画期的でした。
当時は既にSONY製の電子ブックは製造中止状態だったため、登場当初は中国語電子辞書としては
独占状態でした。(中国語ワープロソフトなどに付属するパソコンにインストールする方式を除く)
次にSEIKOからIC-DICTIONARY SR-T5030が発売、CASIOと差を付けるため英語の辞書などを
充実させました。そのあとCANONからwordtank V70、SHARPからPW-A8500が発売されました。
後発のメーカーは先に出ている機種と差別化を図る必要があるため、個性を出して対抗しています。
後発機が幅を利かすようになりやや値崩れが始まったため巻き返しを図るべく後継機種を登場させ
現在に至っています。
繰り返しになりますが随時付け足していく予定ですので、使ってみた後の感想などあればお寄せ頂くと幸いです。
電子辞書はおいそれと個人で何台も購入するほど安くはないし、かといってお店での試用だけでは
分かることがかぎられています。ぜひ実際の使用感やご感想などをメールか掲示板などにお寄せ下さい。
因みにMUSTAFAはSEIKO製のを購入しました。コメントなどもその立場でつけてありますので
ご承知下さい。
取りあえず暫定版でアップしてみました。詳しい使用感など追加する予定です。
| CASIO製EX-word XD-R7300 | CASIO製EX-word XD-H7300 | CASIO製EX-word XD-H7310 | SEIKO製IC-DICTIONARY SR-T5030 | CANON製wordtank V70 | SHARP製PW-A8500 | |||||
| 外観 | (画像は駱駝さん提供) |
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| サイズ | 139×96.5×12.7mm(やや大きいが薄い)215g キーボード側の薄さは驚くほど。但し逆に耐久性に不安を与える薄さではある。どちらも本体を軽くしたあまり液晶の方が重くトップヘビー状態になっている。開いたとき角度によっては向こう側に倒れてしまうこともある |
144.5×97.5×9.8mm。235g堅牢さを標榜している「tafcot」設計。実際落としてみたりしたわけではないが、見た限り確かに丈夫そうだ。イタズラにサイズの小ささを競わない姿勢には好感が持てる | 137×88×15.4mm(厚みはあるものの小さい)210g 閉じた状態からやや開けづらい | 140×95×26.7mm,230g サイズ的には大きいが差不多。 |
141×106.8×10.8mm、220g | |||||
| 価格 | 2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質16,000円程度(ポイント還元後)。後継機種の登場により値崩れ始まる。とにかく安く中国語の電子辞書が欲しい人にとっては在庫が有るうちが狙い時かもしれない | 2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質29,000円程度(ポイント還元後) | 2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質29,000円程度(ポイント還元後) | 2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質25,000円程度(ポイント還元後)。 登場からそれほど値段が下がっていない |
2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質25,000円程度(ポイント還元後)。 | 2004/5/30新宿エリアのディスカウント店*では実質25,000円程度(ポイント還元後)。 | ||||
| キーボード | 電卓っぽい隣のキーとの間があいている粒状のキー。個人的にはこちらの方が打ちやすく感じる。但し本体が薄くなったせいか以前のCASIO製電子辞書に比べキーのタッチが薄く手応えがない。アルファベット以外の矢印キーなどのレイアウトは使いやすい | 気のせいかもしれないが、 XD-R7300よりは打ちやすさがいい気がする。 | 気のせいかもしれないが、 XD-R7300よりは打ちやすさがいい気がする。なおボタンの銀色の塗装は一見金属質に見えるが実際はプラスチック | びっしりと詰まったノートブックパソコンのようなキー。しかもB5ノートより更に小さいキーで隣のキーとの間隔があいていない。かつ反応が鈍いので、特に焦っているときは打ち間違いが頻出する。個人的には好きでない。矢印キーなどが独立していないで埋まっているのもマイナスポイント。 | 丸いボタンで隣のキーとキーの間があいているので打ちやすいのだが、タッチ感が少なくとも私はしっくり来ない。検索キーがへこんでいるのが私には合わない。また十字キーが埋め込まれている形なので大変押しづらい | 丸い樹脂製のキーボード。店頭で試した限りはしっかり押さないと反応しない気がする。また十字キーが小さくて使いずらいのが難点。唯一数字キーが独立しているのは使いやすい | ||||
| 収納中国語辞典 | 小学館中日辞典/日中辞典 初版 (1992年) *中身は全部同じ。なんで紙では第二版が出たのに、10年前に出た初版本がベースなんだー。第二版がでているのに旧版を使うのは紙の辞書側の営業戦略もあるのだろうが利用者軽視も甚だしい。第二版は思った以上に改良されているのでなおさらである。 |
小学館中日辞典/日中辞典 初版 (1992年)とはじめての中国語学習辞典(朝日出版社) 初級用と銘打っているけど実際沢山は調べてみてはいないのでコメントは差し控える |
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| 中日辞典の用例 | 単語を引くとまずは意味だけがリストででてくる。その用例は意味を選んで用例キーを押す。いろんな意味の単語を引く場合スクロールが省けるが用例を見比べるのは面倒。携帯型辞書の代わりとして使用し、意味だけ分かればよいという使い方には適しているが、用例を比べたい学習用としては不向きな設計 | 用例は単語の意味の下に出てくる。その意味では紙の辞書と同じ感覚で使えるが沢山用例がある場合スクロールしないと次の意味がでてこないので、一覧性には欠ける。 | 用例は単語の意味の下に出てくる。その意味では紙の辞書と同じ感覚で使えるが沢山用例がある場合スクロールしないと次の意味がでてこないので、一覧性には欠ける。 | 単語を引くとまずは意味だけがリストででてくる。その用例は意味を選んで用例キーを押す。いろんな意味の単語を引く場合スクロールが省けるが用例を見比べるのは面倒。携帯型辞書の代わりとして使用し、意味だけ分かればよいという使い方には適しているが、用例を比べたい学習用としては不向きな設計 | ||||||
| 四声の入力 | 1文字分入力後シフトを押したあと四声の数字(例:3声なら「3」キー)押す 親字を単漢字で調べる場合、ピンインで探してみて同じ音が多いと分かってから声調を押して絞り込めるので一番実用的 |
1文字分入力後シフトを押したあと四声の数字(例:3声なら「3」キー)押す 親字を単漢字で調べる場合、ピンインで探してみて同じ音が多いと分かってから声調を押して絞り込めるので一番実用的 |
1文字分入力後シフトを押したあと四声の数字(例:3声なら「3」キー)押す 親字を単漢字で調べる場合、ピンインで探してみて同じ音が多いと分かってから声調を押して絞り込めるので一番実用的 |
声調記号が付くアルファベットのところで「声調」キーを声調の数だけたたく(例:3声は「声調」キーを三回)。声調が付くアルファベット(例:"a")を正確に覚えていなくてはならないのと、(単漢字の場合)同音が沢山でてきて声調で絞り込みたいとき矢印キーでカーソルを声調が付くアルファベットまで戻して入力しなくてはならないのが面倒 | 四声の入力は出来ない。従って声調が分かっていてかつ同音異字が多い場合は非常に不利 | 母音を声調の数だけ押す。(ex. da3ならdaaaとキーを押す。シフトとか別のキーを叩かなくていいので好きなのだが、同音が沢山でてきて声調で絞り込みたいとき矢印キーでカーソルを声調が付くアルファベットまで戻して入力しなくてはならないのが面倒 | ||||
| 中日辞典の入力選択 | 中日キーをたたいた後、カーソルで選んで選択。一番よく使うピンイン検索が一番上にくるものの、決定キーを押していちいちピンイン入力であると選択しなくてはならないのも面倒で大きな欠点。 | 中日/日中キーを押すとピンイン検索が一番上に来るばかりかすでにカーソルが中にあるのでピンイン検索を使う場合そのままアルファベットを入力すればよいので便利 | ||||||||
| 中国語選択候補の中からの選び方 | 一番上に候補が来ている場合は「選択ボタン」。来ていない場合はカーソルを持っていき選択。したにある時などは少し(いやかなり)面倒 | 候補にA〜Lの記号が付いていてそのキーを押すとカーソルを動かさなくても選択可能 | 候補に1〜0の記号が付いていてそのキーを押すとカーソルを動かさなくとも選択可能キーの順番が散らばっているアルファベットより並んでいる数字の方が使いやすいと思う | |||||||
| 発音機能 | なし | 姉妹編のXD-L7360にはあり。発音以外の機能は同じだが4000円ほど高くなり、2mm厚くなり15g重くなる。発音は全親字と重要熟語1300、会話集の2300例文 | なし | 全見出し語 | なし | |||||
| 収納英和辞典 | 大修館ジーニアス英和辞典 *学習用/一般用中型辞典の定番。日常生活ではこれで十分と思う |
大修館ジーニアス英和辞典。XD-7300と違い、ジーニアスは「大」ではない | リーダーズ英和辞典(研究社)&補遺版+大修館ジーニアス英和「大」辞典英語も重視しているのでビジネス向けだと思う | 大修館ジーニアス英和「大」辞典 *ジーニアスの親玉。基本語彙ではあまり差がないが、下の例のような専門用語などになると差が出る。厚くなっても大きさに響かない電子辞書の場合は大きい辞書が入っているメリット大か |
大修館ジーニアス英和辞典 |
大修館ジーニアス英和辞典 | ||||
| 因みに英和辞典でgearingって調べてみると・・・ | 1.(機)伝動装置;ギアの取付け(方法,技術) 2.《英》(株式)ギアリング *広辞苑引いても載っていないからgearing=ギアリングって説明されてもねぇ |
1.(機械)伝動装置:ギアの取付(方法、技術) 2.《英》(会計)ギアリング(会社の出資資本と借り入れ資本の比率:capital 〜ともいう) *こう書かれていると仕事で使える。 |
1.(機械)伝動装置:ギアの取付(方法、技術) 2.《英》(会計)ギアリング(会社の出資資本と借り入れ資本の比率:capital 〜ともいう) *こう書かれていると仕事で使える。 |
1.(機)伝動装置;ギアの取付け(方法,技術) 2.《英》(株式)ギアリング *広辞苑引いても載っていないからgearing=ギアリングって説明されてもねぇ |
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| 英英辞典 | 収録されていない | ロングマン現代アメリカ英語辞典 | ロングマン現代アメリカ英語辞典 | Oxford Advanced Learner's Dictionary 英英辞書は人によっては全く使われないかもしれないがあれば使ってみたくなる | 収録されていない | Oxford Advanced Learner's Dictionary | ||||
| 会話集 | JTBひとり歩きの中国語自由自在 紙の本持っているがあまり使えない |
JTBひとり歩きの中国語自由自在、DHCとっさのひとこと英語版 | JTBひとり歩きの中国語自由自在、DHCとっさのひとこと英語版 | DHCとっさのひとこと英語版/中国語版 私は知らなかったのだがとっさのひとことシリーズは意外に人気らしい。極基本的な一部のフレーズには広東語、台湾語が付いているのだが全てには付いていない。折角なので全部付いてくれないかと思う | JTBひとり歩きの中国語自由自在 紙の本持っているがあまり使えない |
らくらく旅の中国語(三修社) | ||||
| 国語辞典 | 広辞苑(広辞苑があまり好きでない私には他の辞書という選択肢はないのかと思ってしまう | 広辞苑 | 広辞苑 | 広辞苑 | なし(中国語専用機として使うならともかく、国語辞典ぐらいは使うと思いますよ) | 広辞苑、 | ||||
| 漢和辞典 | 漢字源 漢字源には北京語のピンインも載っているので中日辞典の音訓索引で引っかからない場合は漢和で調べるの良い |
なし。中国語という性格上あると便利だが、一般生活では漢和辞典は意外に使わない(私の場合)とは思う | 漢字辞典(学研 | |||||||
| その他収録辞典 | 大修館英語類語辞典、 | カタカナ語新辞典、日経パソコン用語辞典 | カタカナ語新辞典、日経パソコン用語辞典 | 英語類語辞典Concise Oxford Thesaurus)、カタカナ語辞典 | なし | 英語類語使い分け辞典、うぃぶんビジネスレター事典 | ||||
| その他 | 手書き認識は高く評価する。手書き認識は、特に読み方を知らない文字を引くケースが多い入門者や小難しい文字にばかりぶつかって部首から引くことが多い人にとっては非常に便利だ。また同音異義語の熟語を早く探す事が出来るという意外な効用もある。但し手書きにばかり頼ってしまい、ピンインをなかなか覚えないかもしれないという諸刃の刃ではある。 | SDカードの様な専用の「コンテンツカード」を挿入することにより拡張することが出来る。英和をリーダーズ英和辞典(研究社)を追加したり仏和・和仏や独和・和独辞典を追加することが出来るという。但し個人的に欲しい韓国語辞典はフォントの関係でコンテンツカードで追加するタイプは出来ないらしい。ということは中日辞典の新語なども実現不可能か?別項でも書いたとおり中国語は新語が多いので追加できる機能が有れば便利なのだが・・・独仏なども使う可能性がある人のみ価値あるといえるだろう。 | ||||||||
| 望むこと | 中国語の辞書はこの小学館が一番メジャーなのだが、他にも辞書はでているので小学館が独占して良い辞書が出現しにくくなるということのないよう希望したい。中国語は新語の出現が激しいので、ウイルスソフトのように定期的に新語をダウンロードできるような機能があるとうれしい。 またいたずらにサイズを小さくしてキーボードが打ちにくくなってしまっている。使いやすさという点ではもう一回り大きくて、その代わりに耐久性を上げて欲しいと思う。 |
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| まとめ | とにかく安く紙から電子辞書を持ちたい場合はおすすめ | 金に糸目をつけず、且つ英語は仕事などではあまり使わない場合はいい。 | 金に糸目をつけず、且つ英語もよく使う場合はいい。 | そこそこ英語も使う中庸な中級者にはバランスが取れていると思う。難点はキーボードか。 | 値段設定上仕方がないのかもしれないが、どうせだったら国語や漢和くらい入れてもいい気がする。手書き認識機能をどれだけ便利に感じるか次第か。発音機能も重視せず、中国語以外も使うなら却下。 | ドイツ語やフランス語も必要な人は当然これ以外無い。それ以外は好みか | ||||
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