2007/9/30改定
| 外貨預金や外貨関係の投信、証拠金取引などをしている人を除いて一般の人が外為の世界を最も身近に感じられるのは海外旅行の時だと思います。 そこで成田空港の両替所のレートを調査してみました。調査日は2005年2月8日(火曜日)、第二ターミナルにおいて、時間は朝11:30〜12:30です。因みにこの日の前日(2/7)の東京三菱銀行発表の公示仲値は$1=104.30でした。NY時間帯でかなり円安ドル高に動き、2月8日の仲値は104.97と約60銭の円安でした。別項でも書きましたが当日の仲値というのは9:55に決めるので調査時点では既に出ています。この時間帯はヨーロッパ方面の出発便が多い時間帯で、その時間帯に利用される方は多いと思います。 なお成田空港の両替所は出発ロビー出国審査入り口脇、出国後免税店エリア、到着ロビー脇そして東京三菱銀行の支店が第一は中央棟4階、第二は本館2階にあります。営業している銀行は3大メガバンク+りそなと地元千葉の千葉、千葉興業、京葉の各銀行が1年交替で場所を交替して担当しています。また遅番と早番を隣接している両替所で交替で受け持っています。 朝の9時時点は出発側はどちらの番も営業開始していますが、到着側は遅番は12時から営業開始なので朝の9時では使うことが出来ません。他に郵便局でも両替できますが商売敵なので調べなかったというのは嘘で調べ忘れました・・・ 念のため言っておきますが私個人は各行とも何ら利害関係になく、単に旅行者の立場に立ってどこが有利かということを調べましたし、レートの付け方はその日その日その銀行銀行によって違ってきますので、ここでそうだからいつも同じだというわけではありませんのでご注意を。 またあからさまに他より悪いレートを出すわけには行かないので各行とも他行の両替所の提示レートを見に行ってレートを変えることもあるようです。あくまで2005年2月8日11:30〜12:00の間はそういう風に出ていましたといった参考情報として見てください |
| 東京三菱 | みずほ | UFJ | 三井住友 | りそな | 千葉 | 京葉 | NAA | |
| ドル現金を買うとき | 107.77 | 107.94 | 107.97 | 107.68 | 107.95 | 107.97 | 107.30 | 107.97 |
| ドルT/Cを買うとき | 105.97 | 105.94 | 105.97 | 105.98 | 105.95 | 105.97 | 105.30 | 105.97 |
| ユーロキャッシュを買うとき | 141.44 | 139.89 | 141.43 | 137.95 | 139.97 | 140.01 | 139.88 | 139.89 |
| ユーロT/Cを買うとき | 135.44 | 135.39 | 135.43 | 135.35 | 135.47 | 135.51 | 135.38 | 135.39 |
| ドルキャッシュの購入(銀行の売り)に関しては、通常仲値+3円というのが標準なのですが東京三菱銀行は仲値+2.8円で提示しています。さらにさすが旧東銀を吸収した銀行と言うべきか、休日や仲値が出る前でも、仲値の設定が細かい。他の銀行より20銭は得する上、前日比円高にふれたときはお徳度が増す可能性が高いです。仮に動かないときでも、ドルに関しては有利なレートです。 三井住友銀行はキャッシュに関しては特にユーロに関してはダントツで有利です。東京三菱銀行が仲値+7.5円、みずほ銀行が仲値+6円なのに対し三井住友銀行は仲値+4円で設定しているので、チョとやそっとでは有利さは変わらない。仲値+4円という水準はドルにかなり近づいている水準です。更にドルに関しても空港両替所は東京三菱に対抗しているのか仲値+2.7円で出しています。(繰り返しますが標準は仲値+3円です) ここで注目すべきは京葉銀行です。お昼までは前日のレートを使っているそうで、この日の場合かなり円安が進んだにも関わらず前日の円高なレートを採用しているので、結果的にかなり有利なレートになっています。(仲値が他行が104.95円前後なのに対し、104.30円が仲値になっています) (2007年8月18日:第二ターミナル調査追加) 2007年8月18日は前日仲値が113.89円とそれまでの水準から見てかなりドル安円高が進み、さらに日本時間18日未明のNYでは一時1ドル=111円台突入とドル安が進んだ日でした。その後急速に114.30円台までドルが買い戻された荒れた展開の日でした。
じつはみずほだけが到着ロビーに有る(調査時到着ロビーでは他は営業開始前)のですが、到着ロビーはドル→円へ帰る人が圧倒的に多いと思われますので、私が察するにそのあとドルが買い戻されたとしても一時的に良かったレートを提示して、要するにドルの対価として円をなるべく支払わなくとも良いよう、自分に調子がよい時にレートを定め、その後市場が反転しても知らん顔していたのでしょう。かといって両替の手数料分の幅(仲値とキャッシュレートのスプレッド)は替えることはできませんからドル→円を銀行側に有利なレートに設定すると言うことは、逆を返せば円→ドルを替えると客にはよいレートが提示されると言うこと。 というわけでドルが買い戻されている展開では、到着ロビーの両替所も要チェック! 相変わらず京葉銀行は前日のレートを使っていますので、ここも相場展開次第によっては要チェックです。 (出先で為替のマーケットレートを知りたいときはhttp://www.gaitame.com/mb/ が便利) 参考までに下は2003年11月21日9:00〜9:30調べのレート表です。因みにこの日の前日の東京三菱銀行発表の公示仲値は$1=112.10でした。NY時間帯でやや円高ドル安に動いたもののそれほど変動は大きくないといった状況です。別項でも書きましたが当日の仲値というのは9:55に決めるので調査時点ではまだ出ていない状態です。東京三菱は取りあえずその日の気配値で暫定仲値を設定、三井住友が追従しているものの、他行はまだ前日のレートのままだと言うことが窺えます。
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