外為のページ


チャートへのリンク ドル/円5年週足
ドル/円1年日足
両替@NRT
介入について

TTM(仲値) TTS 
送金外貨預金
預入に使うレート)
CASH/S
外貨現金を銀行
から買うレート
TTM-TTS TTMとTTSの差を100円当たりに直すと・・・ CASH/S-TTM
TTMとCASH/Sの差を100円当たりに直すと・・
USD 米ドル 118.20 119.20 121.20 1 0.846024 3 2.538071
GBP 英ポンド 194.83 198.83 206.83 4 2.053072 12 6.159216
CHF スイスフラン 86.01 86.91 90.91 0.9 1.04639 4.9 5.697012
CAD カナダドル 87.67 89.27 96.27 1.6 1.825026 8.6 9.809513
AUD 豪ドル 79.90 81.90 89.60 2 2.503129 9.7 12.14018
HKD 香港ドル 15.16 15.59 17.59 0.43 2.836412 2.43 16.02902
SGD シンガポールドル 67.34 68.17 73.17 0.83 1.232551 5.83 8.657559
THB タイバーツ 2.84 2.92 3.31 0.08 2.816901 0.47 16.5493
EUR ユーロ 133.70 135.20 141.20 1.5 1.12915 7.5 5.609574

海外旅行に行くときなど銀行で両替すると思いますが、そのときの基準になるレートの表です。
これを見ると基準値である仲値に対して銀行が顧客に対していくら上乗せして手数料を稼げるかが分ります

因みに仲値とは小口の取引に対して銀行が顧客とレートを決めるときに使う基準値です。これは毎日
9:55の時点のインターバンク(いわゆる外為市場)レートを基準にして決まります。現在はまず東京三菱が
決めてやや遅れて都銀各行が決めてきます。シティバンクやドイチェバンクのような特殊な銀行を除いて
5銭刻み(2003年12月29日から東京三菱は1銭刻みに変更)です。以前は各行横並びだったのですが、
今は日によっては銀行によりばらけることがあります。

なぜそうなるかというと、相場の動きが激しく東京三菱が決めたあとでレートが動いたり、銀行が持っている
ポジションによって銀行が少し対顧客のレートを動かすことがあるからです。ポジションにより変えるということは、
例えば事前に各銀行が受けている、仲値で売買する注文のうち、売りが多いなら仲値を高めに設定すれば
それだけ儲けが大きくなるのでそういう銀行は気持ち高めに設定したいということです。

外為の業界では東京三菱(というか旧東銀)の影響力が大きいので、私の勤め先のように小さな所は
仲値は東京三菱が出しているレートをそのまま適用します。しかし上記のように都銀は違うことがあるので例えば
都銀が隣あわせで店舗を出している場合、レートをホームページか店頭などでチェックしてから有利な方へ
行けばほんの少しですが得することが出来ます。

同様に土日に空港で変えるときも注意が必要です。というのは日本時間の金曜の夜は重要な統計の
発表が多く、相場が荒れることが多いからです。土曜日のレートは仲値というものがありませんので
各行思い思いにつけます。金曜の仲値から時勢で1円円高になったある土曜日の例だと搭乗口に
一番近いチェックインカウンター脇の銀行(一番混雑)では金曜のレートをそのまま使っていたのに対し、
ターミナルビル中央の東京三菱の支店(客いなく閑散)では実勢と金曜の中間のレートを出していました。この例だと
50銭も違うことになります。あんまり明らかに違うレートを提示するわけにもいかないので、それぞれの
両替所の人が他行の両替所を偵察に行くことが多いので後で修正されることもあるそうですが、特に
早朝出発されるときは要注意です。

話を元に戻しましょう。ドルの所を見るとキャッシュでドル売るとCASH/SからTTMを引いた3円が銀行の
儲けということになります。(厳密にいうと銀行の支店の儲けで我々ディーラーは市場からそれより安く
調達して初めてもうけが出ます)その隣に100円当たりで計算した数字を載せました。これを見るとあなたが
100円出すたびにいくら銀行が儲けるかが分ります。これを見ると米ドルを基準にすると豪ドル、香港ドル、
タイバーツが10円を上回っています。つまりこの三幣種は日本で両替するとそれだけ銀行は10%以上手数料を
取っていることになります。

昔からドルの+3円という幅は変わっていません(でしたが、最近東京三菱銀行がドルキャッシュを売るときは+2.8円
で売っています)。円から見ると円高になるほど銀行の手数料率は高くなることに
なります。また他の通貨はドルと同じ変動率で動いているわけではないので、当初決めた幅が率で見るとかなり
変わってくることになります。銀行にとって外貨のキャッシュは金利も生み出さない一方、為替変動リスクは非常に
高い。銀行の立場をいわして頂くと、滅多に出ないタイバーツなんか出来れば16パーセントの手数料でも安い
くらいです。





MUSTAFAのページTOPへ戻る