「子供が生まれたら、オムツはやっぱり布オムツで」という妊婦さんは多いようだ。ところが、実際に産後の子育てが始まるや「挫折して紙オムツばかり」という話もよく耳にする。何がそうさせるんだろうか?そして、実際のところ、布オムツにこだわるだけのメリットはあるんだろうか?当家では出産を前に、オムツについて次のような方針を立てた…「できるだけ布オムツを使うが、就寝時や外出時は無理せず紙オムツに頼る」。その後子供が1歳4ヶ月となった時点までに、紙オムツに頼る条件はいくつか増え、相対的に布オムツの利用回数は減った。今は「布オムツがメインで、仕方ない時だけ紙」というよりも「紙オムツの使用量を減らすため、余裕のあるときはできるだけ布を使おう」という感覚に近くなっていると思う。 核家族では、これが限界のように思う。
下記は我が家で紙オムツに頼る状況の一覧です。
(補注・その後子供が1歳7ヶ月ごろから、妻の第2子懐妊に伴うツワリのため(汚物の匂いが辛いみたい)処理の楽な紙オムツにほぼ全面的に依存しています。)
- 就寝時(入浴以後)
- 外出・外泊時
- 妻が体調不良の時
- 子供が体調不良の時
- パートナーが不在の時
- オムツやオムツカバーなどの洗濯・乾燥が間に合っていない時。
- そろそろウンチしそうだな…と言う時。
- このほか、何らかの理由で「布オムツは面倒臭い!」と感じた時。
- 非常用(非常持出し用に1パックを常備している)
「布オムツ」VS「紙オムツ」
当初から布オムツと紙オムツを併用しているので、どちらか一方しか知らない親よりかは、それぞれの特徴を理解していると思う。多少、独断と偏見が入るけれど、それぞれの特徴を(長短込みで)まとめると、こんな感じ
布オムツ
紙オムツ
使用実績
反物から自作した約40枚に加え友人から譲り受けた未使用の約20枚で約60枚を用意。初期の頃は一度に1枚ずつ、1日(紙オムツ使用時を除く)で15〜25枚使用。
オムツカバーは主にウール製を愛用。各サイズをそれぞれ数着ずつ買い足している。
当初ゆるいウンチの時は使い捨てタイプのオムツライナー(薄い紙のようなもの。廃棄処理は紙オムツと同様。)、後にウンチが固まってきたので1歳ごろから再利用可能なネット状のものを使用。
最初は(産婦人科で使っていた流れで)パン●ース、Sサイズの途中から(安いから)メ●ーズで、同製品のMサイズ、Lサイズ(以上すべてテープ止タイプ)へと移行。
Lサイズの途中(1歳半ごろ)から、外出時専用にパンツタイプも併用。
コスト
オムツ…反物から自作が一番安い。輪状の完成品、成形タイプは割高。昼間だけ使うにしてもやはり50枚くらいは用意しておいた方が良いと思う。
オムツカバー…洗い替えに数枚は必要になる。また成長にしたがって買換えが必要。(使用期間が短い50-60サイズは最小限の枚数で切り抜けよう。早めに大きめサイズを用意して、足りない時はこれでカバーした方が良い)。値段は素材やブランドによってかなり差がある。割高だけど蒸れないウール製(1000-1500円くらい)が気に入った。
オムツライナー…紙状の使い捨てタイプと、再利用できるネット状のものがある。いずれも高いものではない。
使い捨てライナー以外は洗濯のためのコストもかかる。つけ置きバケツとかオムツ干し用のハンガーとかも必要。
紙オムツほどではないが、使用済みの使い捨てオムツライナーやお尻拭きなどの廃棄物もでるのでそのための容器はやはり必要。
使い捨てのもの以外は、きれいに保管しておけば、次の子にも使えるメリットはでかい。
紙オムツ自体の代金
…製品によって異なるが、1枚あたりのコストは20円くらいなので、すべて紙オムツでマメに交換するとと、かなりの出費(1日数百円以上)。テープ止タイプにくらべパンツタイプはより割高。
処理のコスト
ゴミも大量になるので有料ゴミ袋などもバカにならない。廃棄オムツを一時ストックしておく容器は欲しい。うちでは「ペットフードコンテナ」なるもので代用。これをトイレに置いて使っている。
蛇足だが、新生児サイズやSサイズは使用期間が短いので、大量の買込みは禁物。
環境負荷
使い捨てライナー以外は洗濯してくり返し使用するため、比較的環境にやさしい。使う洗剤に石鹸系のものを使うなどすればよりベター。
使い捨てのものが環境に良いはずはない。紙オムツ自体が「紙」とは名ばかりで、かなりの部分が石油化学系の素材で出来ている。
さらに水分を大量に含んだ状態で可燃ゴミとして処理されることにも問題あり。
交換のタイミング
少しサボると、シッコでグッチョリになるので、子供の様子(表情・発声など)を観察しながら、時々チェックが必要。逆に言えば、子供を見守るクセがつく。
シッコをサイン(変色など)で知らせてくれるので、分かりやすい。シッコ数回程度はもつし、コストも気になるので、ついほったらかしがち。
交換の手間
オムツ、ライナー、カバーの3つを重ねて交換するので、慣れてない最初の頃や、子供の動きが激しくなると大変。特にユルユルウンチでは横モレでカバーや下着まで汚すことも多々あり、パートナーの手助けが欲しくなる。
さすがによく考えて作られているだけあって、比較的楽(パンツタイプはより楽)。横モレなどもめったにない(全くないわけではない)。
ウンチの後始末
特に初期のユルユルウンチや下痢の時は、オムツライナーを併用するだけで随分楽になる。固いウンチに変われば、処理も楽勝。
交換〜後始末まで、ウンチと向き合っている時間が長くなるが、ウンチの観察は子供の健康管理には大切なことなので、悪いことではない。
シッコだけなら割と楽。
ユルユルのウンチだけを水に流そうとしても、吸水材が水を吸い込んで、結構面倒。ついそのまま丸めて捨ててしまいたくなる。
交換の時にお尻拭きなどと一緒に丸め込んでしまえば、ウンチと向き合っている時間が最短となるが、それがいろんな意味で良いことかどうかは…。
オムツの後始末
洗剤液を入れたバケツに使用済オムツやひどく汚れたオムツカバーなどをつけ込んでおき、たまったら洗濯。普通のオムツは薄い布地なので、たとえ30枚でも洗濯機なら一度に済むし、乾きも早い(成形タイプは乾きが遅いらしい)。ただし室内外に干すスペースの確保が必須。
乾いたオムツは畳んで収納ケースに収めている。
ウンチで汚れたオムツはかなり臭うので、丸めた後(できたら小さなポリ袋に入れて口を結び)ゴミ出しの時までフタ付の容器で保管。シッコだけなら、丸めただけで居間のゴミ箱に放り込んでも、さほど気にならない。
子供への影響
生後数カ月のころ、オムツがシッコで濡れた状態になると態度で訴えて来る時期があったが、その後は相当グッチョリになっても平気な顔をしているのが不思議。
子供にとって、シッコをしてもより快適なのは間違いない。その分「オムツ離れが遅くなりがち」とはよく言われるが、我が子はこれから。
オムツ交換を怠ると、かぶれの原因になるらしい。親が子供を放置しがちになる、といったことが子供の心身に与える影響も気になる。
親への影響
上述のように子供を観察するクセがつく。いつも子供のそばにいて世話をしてあげなくては、とい思いが強くなる(と思う)。
ただし、そうやって拘束されること、手間がかかることが、強いストレスになる。オムツ交換、洗濯などに家族・パートナーの協力が必要不可欠だと思う。
排泄の世話に関しては、子供よりもオムツを見ている感じになる。紙オムツだから、少々放ったらかしても大丈夫、と油断しがち。ウンチの観察を怠りがち(ただ、シッコの色はむしろ布より分かりやすいと思う)。精神的に楽。
おまけ・オムツ交換のための便利グッズ
我が家でオムツ交換の時に役立っているグッズを紹介しよう。
オシリ拭き用脱脂…ウンチのときは市販のオシリ拭きやティッシュペーパーも使うが、シッコだけのときはオシリ拭きとして熱湯消毒した脱脂綿を使っている。産婦人科で勧められたので。脱脂綿をトングでつかんで、熱湯がたぎっている鍋に突っ込み、密閉容器に移して冷ましたもの。お尻以外にも顔や手を拭くのにも重宝。
発泡トレー…スーパーで肉や魚がパックしてあるやつ。オムツ交換の時に汚れたオムツを一時置いておいたり、無防備な状態のお尻の下に置いておくため、大きめの発泡トレーを複数常備してある
音の出る玩具…動きが激しくなると、こんなものでもないと子供が大人しくならない。
ビニールシート…ピクニック用の小型のやつ。大人の布団などの上でウンチ処理をしなければならない時は必須。
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