「カグラー Kagurer」とは、冬になると夜神楽を拝観しに神楽宿に集う人々のことである!(勝手に造語by 栗原)
観光カグラー…「観光神楽」を1回観て満足しているようでは「カグラー」とは言えないが、「とりあえず高千穂観光の目玉だし、本物の神楽も見ておこう」と神楽宿に足を運んだ観光客はもう「カグラー」。栗原だって最初はこれだった。「カグラー道」の第一歩。
パン・カグラー…一般的神楽ファン、またはリピーター的「観光カグラー」。高千穂ならではの伝統芸能を堪能し、高千穂の人々の暖かいもてなしに感動して、「また来よう…」と心に誓うタイプ。深みにはまらず、このくらいで留まっておくのが一番幸せ。
神酒(みき)カグラー…神楽自体より、お神酒や焼酎でのもてなしが楽しみ、という人たち。神楽宿を離れ、近隣の家庭で行われるもてなしの宴に誘われるままに…結果、肝心の神楽舞いはほとんど拝観しなかったり…これはこれで楽しい。が、飲みすぎ、酔いすぎにはご注意あれ。
神話カグラー…日本神話にロマンを感じてやってくる神楽ファン…というか「神話ファン」か?
フォト・カグラー…写真撮影を主目的にやってくるプロ/アマの写真家たち。近年増殖の傾向。実はあんまり地元の評判が良くないので注意しよう。栗原も一時は猛烈なフォト・カグラーだった。
- ビデオカグラー…ビデオ撮影が趣味とかそういう次元ではなく、とにかく全日程を延々とビデオに納めることに情熱を傾ける向き。一晩かかって撮ったそのビデオ、帰宅後にどう見返すんだろうか??
- 音カグラー…神楽の舞よりもお囃子の楽奏や神楽歌、時には「神楽せり歌」などに強い興味を示す方々。音楽関係者などに多い。本格的な録音機材を持ち込んで録音に集中する人たちも。
俳カグラー…夜神楽を拝観しながら俳句をひねるのに余念がない一派。
絵カグラー…夜神楽を題材にその場で絵を描く画家たち。プロもいるようだ。
取材カグラー・マスコミカグラー…新聞、TV、出版関係などの取材でやってくるマスコミ関係者。特にシーズン開幕初日の神楽宿には報道各社が勢ぞろいする。
お忍びカグラー…「お忍び」でやってくる著名人、特に芸能人。常連のタレントさんもいるらしい。気付いても、そっとしておいてあげよう。
スーパー・カグラー…専門家顔負けのディープな突っ込みで神楽舞を見つめる神楽マニアたち。ま、ある意味でビョーキな人たちでもある(そろそろ、栗原もこの領域に入りつつある?)。故・小手川善次郎翁は、伝説的スーパーカグラーだ。
プロ・カグラー…神楽を民俗学などの学術的視点で見つめる研究者たち。実際には関連分野を勉強している学生さん(セミプロ・カグラー)のほうが多い。
地カグラー…自ら神楽を舞う事はないが、それでも神楽を愛しつづける地元の人々。地元での結婚と男子誕生で、栗原もこの仲間入りを果たした。
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