3/1(土)
プログラム
12:00 受付
12:45 オ−プニングコンサ−ト
13:15 開会式歌・福島由紀さん ピアノ・波多野恵美さん
13:30 話題提供「阿蘇の資源を活かした阿蘇グリーンストックの取り組み」
14:30 シンポジウム「阿蘇から始る環境教育」財団法人阿蘇グリ−ンストック専務理事 山内康二氏
15:30 分科会 《その1》2時間(分科会の内容は下記)パネラー 阿蘇たにびと博物館 梶原宏之氏
のはなの会 森下幸美氏
阿蘇地域振興センター 坂元英俊氏
アドバイザー 阿蘇グリ−ンストック 山内康二氏
コーディネーター くすの木自然館 浜本奈鼓氏
17:30 フリ−タイム
18:00 夕食
19:00 分科会 《その2》2時間
21:00 夜の交流会
3/2(日)
7:30 朝のつどい
8:00 朝食
9:00 分科会《その3》1時間半
10:30 分科会発表
11:00 全体会・意見交換会
12:00 閉会式
(以下希望者対象)
★昼の交流会(昼食付)
★おまけのプログラム阿蘇ならではのお楽しみプログラム(阿蘇の野焼き見学)
14:30 最終解散
《 分 科 会 の 紹 介 》(開催要項より)
第1分科会 「暮らし」《阿蘇における祭・文化のエコロジ−性について》【担当:内田安弘】
阿蘇の雄大な景観を形づくっている草原。人々の営みの中で維持されてきた草原と人々の暮らし。この草原の持つ機能について考えるとともに、阿蘇に残る伝統行事や文化などについても理解を深めていきたいと思います。そして、人間と自然との関わりを、この草原や伝統行事などを通して考えてみましょう。このことにより、自然と私たちの暮らしとの新しい関わりも発見できるのではないでしょうか?
☆主な内容☆
阿蘇町役犬原霜宮神社でフィ−ルドワ−ク... 祭の必要性・地域と人間の関係・祭の持つエコロジ−性について考えます。
第2分科会 「人が関わる自然」《 阿蘇の草原について考えよう!!》【 担当:田中浩二】
阿蘇の雄大な景観を形づくっている草原。その歴史や文化や機能などについての理解を深めていきます。人間と自然との関わりを草原を通して考えることで、私たちの暮らしとの関わりも発見できるのでは?
☆主な内容☆
活性化ネットワークからのゲストを迎え、草原や野焼きと暮らしとの関わり・野焼きの必要性について考えましょう!
第3分科会 「地域食」《今年も地域食を体験!地域食の未来を本気で考えよう》【担当:浜本奈鼓】
大好評の昨年に引き続き、今年も「地域食」についてまじめに、本気で考えてみましょう!阿蘇の地域食体験もあります。昨年から継続の方も、今年初めての方も大歓迎!参加する方は、各自のおす
すめ地域食を持参ください。ただし、必ず、その地域食の歴史や由来、できればレシピなどを調べてきて下さいネ。みんなで楽しく「地域食の未来」について語り合いましょう。
☆主な内容☆
ゲストによる「阿蘇の食文化」についての話題提供・地域食の「今後」についてのディスカッションなど
※別料金 1,000円程度
第4分科会 「地域と民話」《物語で阿蘇ぼう!》【担当:青木広行】
民話の里・阿蘇― 雄大な阿蘇の自然と文化が産んだ物語に触れて みませんか?地元の語り部のお話を楽しみ、自分たちの手で“21世紀の民話”をつくってみましょう!
未来へ伝えたいおもいを物語に込めて...「創作民話」に登場させたい自然や生物の設定を考えてきてくださいネ。
☆主な内容☆
ゲスト(阿蘇の語り部)による民話を楽しんだ後、みんなで“21世紀の 阿蘇の物語”を創りましょう!!
第5分科会 「総合的学習の時間」と地域・子どもの関わり 【担当:佐藤壮悟】
今年度から、「総合的学習の時間」が設けられました。なぜ、この時間ができたのか? その活かし方は? 問題点は? などを「現行の紹介資料」を参考にしながら、みんなで考えていきましょう。「資料の持ち込み」
も可能です。 現場の先生はもちろんのこと、先生以外の社会人、学生も募集します。
第6分科会 「自然学校の多様性」《自然学校が持つ意味を探る》【担当:望月克哉】
「自然学校」は、自然のことだけを伝える場だけではなく、いろいろな出会いを通して互いが成長していく場でもあるのではないでしょうか。そこで、自然学校の持つ意味を問い直し今後の自然学校の意味を探って
いきましょう。
☆主な内容☆
2つの事例発表と「これからの自然学校」について探りましょう!!(ワ−クショップ形式)
第7分科会 「エコツ−リズム」ってなあに!?《語ろう!!阿蘇のエコツア−から》【担当:山口久臣】
エコロジ−(環境保全)とエコノミ−(経済の振興としての地域づくり)が共生する体験型の旅。旅のあり方を「エコツ−リズム」と呼びます。 そして... その実際の旅のことを「エコツア−」といっています。この分科会では、阿蘇における「エコツ−リズム」について体験し、感じ、学び、考えることをやってみます。21世紀、これからの旅「エコツ−リズム」へ おいでください。
☆主な内容☆
阿蘇のエコツア−を実体験し、「エコ ツ−リズム」について考えます。 (ワ−クショップ形式)
第8分科会 「馬力よかもんのセンス・オブ・ワンダー」【担当:野田美智子】
太陽を受けた大自然のすばらしさ、雄大さとともに、大原野の自然に、からだまるごとさらしてみませんか?雨が降るカルデラも、風が吹く草原も、雪が降る火山も、ありのままの自然に自らぶつかってみましょう。服装は、完全装備で...ゼンソクの方はご注意下さい。(別途ロ−プウェイ代1,200円が必要です)
☆主な内容☆
阿蘇の火口か湯の谷「雀の地獄」か... 阿蘇の星の大パノラマか草原の暗闇体験か...お天気まかせ!あったか飲み物とホッカイロを持って、さあ出 かけましょう!!
第9分科会 「センス・オブ・ワンダ−らしさ探し」《早春・阿蘇・それぞれの「らしさ」》【担当:田村耕作】
はじめて参加する人、楽しく遊びませんか!!早春の阿蘇で...。あなたが主役になる第9分科会。みんなで楽しみ、「おもしろかった!!」と言わせてみせます。
☆主な内容☆
散策...キョロキョロ...みんなでゆったりと時を過ごしましょう。昼も、夜も、早朝も...
報告書より
はじめに
“出会いの場づくり”を目的として開催しております『九州環境教育ミーティング』は、この阿蘇の大会で、第7回目を迎えることとなりました。5回まで開催した九州環境教育ミ−ティング“発祥の地”である大分県久住町を離れ、前回からは、九州各地の特性を活かすため開催地を巡回する、九州ローテーション方式を採用しています。第1弾の長崎県“諫早”に続き、第2弾となる今回は、熊本県“阿蘇”で開催させて頂きました。しかも、今大会は、『国立阿蘇青年の家』のご厚意により主催事業に組み込んで頂くことができ、「ミーティング実行委員会・国立阿蘇青年の家 主催」という形で開催致しました。環境教育ミーティングは、今や全国各地でブロック毎に行われています。しかし、「国立」の「青年の家」との共催は、この九州環境教育ミーティングが全国初の試みとなります。 “官”と“民”とのパートナーシップ事業としてのミーティングという新たな可能性を、この九州から発信できたと言っても過言ではないでしょう。
ローテーション方式の魅力は、開催地周辺の地域資源を余すことなく使えることです。今回も、阿蘇ならではの特色をふんだんに活かした内容となりました。祭り・自然・食・民話・教育・観光...。それぞれ、思い思いの切り口から
環境教育について考え、素晴らしい成果を収めることができました。
この報告書は、その体験・気づき・感動の結晶です。どうぞ、心惹かれるページから読み進めていって下さい。
『-2003-九州環境教育ミーティングin阿蘇』ダイジェスト
阿蘇の大草原に春の嵐が吹き荒れる中、『九州環境教育ミーティングin阿蘇』の幕が上がりました。5年間開催された大分県久住町を離れ、九州ローテーションの第2回目となった今年は、熊本県阿蘇郡にある「国立阿蘇青年の家」との共催という、ミーティング初の"官"と"民"とのパートナーシップ事業となりました。昨年の諫早と同様、地域の特性を活かした内容の濃いものとなり、参加者184名の熱い想いが会場中にみなぎりました。
オープニング・コンサート
昨年からの恒例となりましたオープニング・コンサートも地元熊本県の方にお願いしました。会場全体は、熊本市在住の声楽家・福嶋由紀さんの澄みきった声と、小国町在住の波多野恵美さんの奏でる電子オルガンの音色に包まれました。「早春賦」や「いつも何度でも」といった今の季節にふさわしいお馴染みの曲から、波多野さんご夫妻が子どもたちの未来を想って創られた「小さな手のひら」というオリジナル曲まで、計8曲が演奏されました。美しい歌声と演奏のハーモニーに魅了され、会場にはゆったりとした時間が流れていました。
開会式・話題提供・シンポジウム
開会式に続き、「阿蘇グリーンストック」の専務理事・山内康二氏に、阿蘇の草原の野焼きについての話題提供をしていただきました。それを受け、『阿蘇から始まる環境教育』と題して、地域でご活躍されている方々3方をパネラーとしてお招きし、これから始まる分科会の導入にと、シンポジウムを開きました。
分科会
今年は(1)暮し(阿蘇の祭・文化にみるエコロジー性)(2)人が関わる自然(野焼きは是非から考えよう)(3)地域食II(地域食を食べて考える第2弾!!)(4)地域と民話(物語で阿蘇ぼう)(5)「総合的な学習の時間」と地域・子どもの関わり(学校をとりまく環境)(6)自然学校の多様性(自然学校の意味・未来)(7)「エコツーリズム」ってなぁに!?(阿蘇のエコツアーから)(8)馬力よかもんのセンス・オブ・ワンダー(体力勝負!!)(9)センス・オブ・ワンダー-らしさ探し-(早春の阿蘇の魅力発見!)という9つの分科会を設定しました。
分科会は、すべて実行委員が中心となり、無償で企画・運営されました。どの分科会も、阿蘇の地域色を活かした阿蘇ならではのものとなり、可能な限り地元で実践されている方に講師をお願いしました。さらに、実際に見て・触って・体感し・より効果的に体験・理解を深めようと、5つの分科会がフィールドワークを実施しました。阿蘇のまちをすっぽりと霧が覆っていましたが、晴天時とは異なった阿蘇の一面を味わいながら、じっくりと学ぶことができたようです。
夜の交流会
夜の交流会では、参加者に持ち寄っていただいた地産品のおみやげに舌鼓をうちながら、思い思いに目指す人との交流を楽しみました。今年の交流会は、若いスタッフの企画・司会進行によって、元気いっぱいに催されました。
朝の集い
2日目。前日とはうってかわって青空が広がり、雄大な阿蘇の山々が姿を見せてくれました。すがすがしい朝の空気を吸いながらのそぞろ歩きのプログラムを実施した分科会もありました。
全体会
全体会では、分科会での学び合いの集大成として、ポスターセッション形式で、分科会毎に2日間の成果を報告し合いました。気になる分科会の発表を聴き、その場で質問できるため、スムーズにお互いの意見交換ができたようです。みなさん、いきいきと発表し、真剣に聴いている姿が印象に残りました。
閉会式・昼の交流会・おまけのプログラム
閉会式に続いて、希望者対象の昼食を兼ねた交流会、その後「おまけのプログラム」で野焼きを見学し、『九州環境教育ミーティングin阿蘇』の幕が下りました。
おわりに
多くの皆様に支えられ、『-2003-九州環境教育ミーティングin阿蘇』を無事に終了することができました。関わって下さったすべての皆様に感謝申し上げます。
このミーティングは、参加して下さった184名 一人ひとりに支えられ、 成り立っています。参加者の皆様がいらっしゃらなければ、ミーティング自体を存続することはできないでしょう。今後とも、“素敵な出会いの場づくり”を目標に精進して参りますので、ご協力の程、宜しくお願い致します。そうそう、縁の下で支えてくれている、実行委員・学生スタッフの力も忘れてはなりません。彼らは参加費を払いながら、素晴らしいミーティングにしたいという一心で、献身的に尽くしてくれています。特に、今回の大きな収穫は、学生スタッフです。昨年の諫早大会で生まれた学生ネットワーク『KEENET』が中心となり、九州各県から多くの学生が集まってくれました。また、参加者
も昨年以上に学生が多くなっており、次世代の九州の環境教育界を担ってくれる人たちの輪が着実に広がっていると実感できました。これから九州各地を ローテーションしていく中で、必ずや彼らが重要な役割を果たしてくれることでしょう。
最後になりましたが、今大会では『国立阿蘇青年の家』の所長をはじめとする所員の方々より、多大なるご尽力を頂きました。本当に有難うございました。
次回は、『-2004-九州環境教育ミーティングinゆふいん』と題し、2004年 3月6〜7日、『大分県立湯布院青年の家』で開催致します。環境教育には、「このままでは地球が駄目になってしまう」という危機感から入る“使命感型”と、「美しい地球を未来へと伝えていきたい」という希望に満ちた“夢創造型”の、2つのタイプがあります。正義感・義務感だけで問題解決策を模索していくよりも、夢を達成するために問題を乗り越えていく方が、きっと楽しいし長続きしますよね。そんな“夢創造型の環境教育”に焦点を当ててみたいと思います。
地球環境問題を解決するために「何かをしなければならない」のではなく、地球のため・子どもたちのために「何ができるかな?こうできたらいいな!」というところから始める、“楽しい環境教育”の提案です。大分から、日本の環境教育が変わるかもしれません。この歴史的な瞬間を、
一緒に体験してみませんか?皆様のご参加を、心よりお待ちし申し上げております。
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