熊本・宮崎・大分各県はそれぞれ2001年までに野生ツキノワグマの絶滅を宣言しました。ところが、祖母傾山周辺地域ではクマの目撃情報などが続いており(最新は2001年4月1日高千穂町内)、実際には祖母傾山系にはまだ野生グマが生息している可能性があります。
MUZINA Press(むじなプレス)では、クマ目撃談など九州産クマ問題に関する情報を求めています。何卒、ご協力下さい。(情報提供者のプライバシー保護には最大限配慮いたいします。)
栗原智昭 KURIHARA,Tomoaki (MUZINA Press) お問い合わせ・情報提供はこちら
<出会わなければ大丈夫>
ツキノワグマは一般に考えられているほど狂暴な動物ではありません。ほとんどの場合、人が気付くより先に立ち去ります。しかし、注意は必要です。
鈴やラジオで音を出すなどして、出会わない工夫をしましょう。
クマの足跡は「人(子供)の裸足の足跡」に似ています(幅10cm前後、後足で長さ14cm前後)。新しい足跡を見つけたら、すぐに引き返してください。
前足
後足
ツキノワグマの足跡
<もし出会ってしまったら>
背中を向けて走って逃げると、本能的に追いかけてきて攻撃してきます。静かに後ずさりして離れてください。
親子連れのクマは非常に危険です。子グマに出会ったら、親グマが近くにいると考えてください。絶対に近づかないで。
もし追いかけて来たら、荷物(食べ物)などをわざと捨てると、クマの注意をそらすことが出きる場合があります。
万が一襲われたら、抵抗しないで!抵抗するとより激しい攻撃を受けます。うつ伏せになって、手で首の後を守ってください。
もし車に乗っているなら、窓を閉め、絶対に降りないこと。警笛を鳴らしたり、追いかけたりしない。エサを与えない。静かにやり過ごしてください。
<危険で不幸なクマを生まないために>
食べ物の匂いのするゴミ(生ゴミ・弁当カス・お菓子の袋など)を山に捨てたり、出会ったクマにエサを与えたりしないで下さい。人間の食べ物の味を覚え人馴れしたクマは、登山者や地元住民にとって極めて危険な存在になり、いずれ射殺されることになります。
クマに出会ったり足跡などを発見したら、役場か警察、または栗原(MUZINA Press)までご一報を。
(2001年7月・MUZINA Press)
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