Sonnar 180/4 CFI  (Hassel) 


ハッセル Sonnar 180mm f4 Cfi

プランド信仰ではありませんが、ハッセルの180mmというのは
そのレンズ構成を見ても写りそうという印象があり、実際に
多くのレビューでも、普通のハッセルのレンズの中でこのレンズ
性能を高く評価されています。

自分自身、別にハッセルを使っているわけでもないので、特に
レンズシャッターというのは必要ないのですが、一度は使ってみたい
レンズとして、このレンズとPlanar 110/2がありました。

で、WEBで新品が安く手に入ることを知り、購入した次第です。

このレンズを使う前のイメージとしては、どちらかというPlanar 85/1.2
のようなのかなと思っていたのですが、それは違い、面白いことに
Summicron 90/2を2倍の焦点距離にして、余裕を持たせたような
描写です。開放から、相当にシャープでマクロレンズのようなちょっと
硬いピントですが、ボケは柔らかく、色の出方も豊かです。CFIはコーデ
ィングが新しいせいか発色も最近のツァイスに近く、透明な感じがします。

ツァイスがデータシートに書いているように、近接でも性能が落ちること
はなく、むしろ近接で性能が出るようで、上の写真のように近づいて撮る
ことがメリットになります。(その点もSummicron 90/2と似ています)

このレンズとSummicron 90/2はセットで持ち歩きたいぐらい、私の好み
に合います。

で不満点は、絞っても変化がないというか、絞ると普通のレンズのようで
Planar 85/1.2のように絞るとそれはそれで凄いということはありません。
開放とか近接とか普通のレンズが苦手とする領域では素晴らしいですが
絞ると、普通のレンズになってしまうような印象です。

Planar 80/2とか絞るともの凄い描写となるのですが、ツァイスと言えども
両立は難しいのでしようか。

あと、Sonnar 150/2.8 Fとの比較ですが、まだ厳密に比較したわけではな
いので、印象だけを言うと、Sonnar 150/2.8Fはシャープさでは180/4と互角
なんじゃないかと思えるぐらいいいです。明るいこと、軽くコンパクトなことを
考えると、Sonnar 150/2.8 Fというのは、あまり注目されませんが相当なもの
だと思います。ただ、発色とかボケ方、近接での描写は180/4かなと思います
が、今のところ簡単に優劣をつけられないでいます。