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年度別映画賞まとめ

年度別マイベスト&各種映画賞(1980〜2010年)

 こちらでは各年度ごとにマイベストテン、マイ個人賞を選んでいます。また、下記の日本の主要映画賞を各年度ごとにまとめ、世間のベストテンと個人賞を選定して併せて載せました。

 各賞ごとにまとめてみました。

年度 マイベストテン1位 世間のベストテン1位
2011年 「八日目の蝉」 「一枚のハガキ」
2010年 「春との旅」 「悪人」
2009年 「BALLAD 名もなき恋のうた」 「ディア・ドクター」
2008年 「チーム・バチスタの栄光」 「おくりびと」
2007年 「夕凪の街 桜の国」 「それでもボクはやってない」
2006年 「虹の女神 Rainbow Song」 「フラガール」
2005年 「火火」 「パッチギ!」
2004年 「深呼吸の必要」 「誰も知らない」
2003年 「あずみ」 「阿修羅のごとく」
2002年 「クレヨンしんちゃん
  嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
「たそがれ清兵衛」
2001年 「ターン」 「千と千尋の神隠し」
2000年 「クロスファイア」 「顔」
1999年 「39 刑法三十九条」 「ナビィの恋」
1998年 「風の歌が聴きたい」 「愛を乞うひと」
1997年 「タイム・リープ」 「ラヂオの時間」
1996年 「(ハル)」 「Shall we ダンス?」
1995年 「この窓は君のもの」 「午後の遺言状」
1994年 「青空に一番近い場所」 「忠臣蔵外伝・四谷怪談」
1993年 「乳房」 「月はどっちに出ている」
1992年 「青春デンデケデケデケ」 「シコふんじゃった。」
1991年 「あの夏、いちばん静かな海。」 「息子」
1990年 「つぐみ」 「少年時代」
1989年 「男はつらいよ ぼくの伯父さん」 「黒い雨」
1988年 「リボルバー」 「となりのトトロ」
1987年 「私をスキーに連れてって」 「マルサの女」
1986年 「君は裸足の神を見たか」 「コミック雑誌なんかいらない!」
1985年 「さびしんぼう」 「それから」
1984年 「風の谷のナウシカ」 「お葬式」
1983年 「時をかける少女」 「家族ゲーム」
1982年 「転校生」 「蒲田行進曲」
1981年 「の・ようなもの」 「泥の河」
1980年 「翔べイカロスの翼」 「ツィゴイネルワイゼン」

 集計に用いた日本映画賞は以下のものになります。

日本アカデミー賞

 1977年創設。日本で最も権威があるとされている映画賞。ただし組織票等も噂され、一般には権威は全くと言っていい程認められていいない模様。投票者数が4000人以上に及び、全ての人たちが全ての対象映画を観ている訳もないため、大手のヒット作,話題作に賞が集中することが多く、他の映画賞で賞を総なめした映画がノミネートもされないと言うことがよくあります。受賞の瞬間がテレビに映し出される唯一の賞であるので、そこは興味深く思っています。

キネマ旬報賞

 1924年創設(日本映画は26年から)。日本のみならず世界で一番古い映画賞と言われている。評論家がそれぞれベストテンと個人賞を選出し、それをただ単純に集計する方法のため、選考課程が完璧に開示されているのが特徴。そのため権威性も高いとされているが、大衆性、娯楽性の高い大ヒット作への投票をためらう傾向のある評論家と一般観客の感覚との乖離も指摘されることもある。
 併せて読者投票のベストテンの発表される。評論家との微妙な違いも面白い。

 このサイトでの個人賞等の集計の比重はこの2賞をやや重めに置いています。

ブルーリボン賞

 1950年創設(中断あり)。全2賞と並んで評されることも多く、プロが選ぶ映画賞として業界ではその受賞がステータスとなっているらしい。他の賞と違う個性的な受賞者が並ぶことも多く、個人的には一番好きな賞でもあります。

報知映画賞

 1976年創設。毎年一番早く(11月下旬)に発表される賞で、その年の賞の傾向をつかむことができることも多いので個人的には結構重要な賞です。

毎日映画コンクール

 1946年創設。かなり歴史があるため、権威性も高い。他の賞と違う点としては、技術スタッフへの個人賞が創設されていることで、これはこの賞と日本アカデミー賞くらい。その年のみの活躍に限定されない、ベテラン女優に贈られる田中絹代賞も個性的。

日刊スポーツ映画大賞

 1988年創設。スポーツ紙系では比較的新しい賞で、前年に亡くなった石原裕次郎氏の名前を冠した賞を併設している。この石原裕次郎新人賞は6年連続受賞者なし等選出されない年も多く、日本で最もハードルの高い個人賞と僕は思っています。(最近は1年おきくらい)

映画芸術ベストテン

 創設年不明(誰か教えて下さい)。ベスト投票数からワースト投票数を差し引いてランキングするという独自の集計法を取っているたぶん唯一の映画賞。ただワーストの選出にはなんでそれ(他では評価が高いもの)がワーストワン?というものもちらほら見られるため、否定的な意見もあるよう。

山路ふみ子賞

 1976年創設。女優の山路ふみ子氏が私財を投じて創設。演技系の個人賞は女優にのみ与えられるのが特徴。

ヨコハマ映画祭

 1980年創設。最初はその辺の映画ファンが個人レベルで始めた映画祭らしく、ランキングも個性的なものがいくつか混ざることが多い。。授賞式をかねた上映会が毎年盛況で楽しいらしいので一度行ってみたい。

日本映画プロフェッショナル大賞

 1991年創設。大高宏雄氏が個人で運営する映画賞とされ、その意向が強く反映されていると思われる。ポリシーとして、他の賞で見落とされた作品にスポットライトを当てるというもののため、かなり個性的な受賞者となることが多い。ただ最近は他の賞とかぶることも多くなってきたため、多少意思は揺らいでいるのかも。

高崎映画祭

 1986年創設。群馬県の高崎市で毎年行われる映画祭で選出。受賞作品、受賞者が複数になることも多い。

日本映画批評家大賞

 1991年創設。発起人は故水野晴郎氏。発表されるのが遅いため、他の映画賞では翌年回しの年明け1月に公開された映画が受賞したりする。

おおさかシネマフェスティバル

 2005年創設。地方映画祭なので、大阪に特化したランキングが特徴。大阪を舞台にしたり大阪人が関係したりした映画が明らかに有利らしい。

日本インターネット映画大賞

 1996年創設。旧「ニフティ映画大賞」(1996〜2004年)。元はパソコン通信ニフティーサーブの映画関連フォーラム内の企画として創設されたが、現在は垣根をなくし広くネットユーザーの映画ファンの投票による映画賞となっている。これも全ての投票内容が開示されているのが特徴。一般映画ファンの投票のため、民意に添った受賞となることも多いようにも思う。

日本映画ペンクラブ賞

 創設年不明(誰か教えて下さい)。毎年ベスト5までの選出。非常にまじめというか優等生的な映画しか選ばれない。人がたくさん死んだり、裸がバンバン出てくるような映画は他でどんなに評価されてもここには選ばれないようです。ある意味とても個性的。

FJMOVIEが選ぶ年度別ベストテン

 パソコン通信ニフティーサーブの日本映画街フォーラムで1998年8月〜2002年4月に行われた、フォーラム会員の意見を募り各年度別のベストテンを決定するというイベントの結果です。各年度ごとに投票を集計したもので、その年に選ばれたものではなく、後年に選ばれたものであるのが特徴。選出は2000年以前。

はるデミー賞(笑)

 このサイト内で現在も投票募集中の映画賞。まじめにやってますよ。(笑) 僕が観た映画で僕がノミネートした中から皆さんに投票してもらう形。いつでも途中経過でいつになっても決まることはありません。

 1つ1つの賞の結果は納得いかなくても、これだけ集計すればそれなりに納得せざるを得ないランキングが出来上がると思います。世間のベストテンに入るようなその年の映画を1つも評価できないなんて人は、さすがに自分の映画の見方を少しだけ見直してみるものいいかもしれません。