「千年女優」☆☆
監督:今敏
脚本:今敏 村井さだゆき
出演:(声)荘司美代子 小山茉美 折笠富美子 飯塚昭三 津田匠子 鈴置洋孝 京田尚子 徳丸完 片岡富枝 石森達幸 佐藤政道 木村亜希子 サエキトモ 大黒優美子 山寺宏一 津嘉山正種
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2003年に「東京ゴッドファーザーズ」が話題になった(けど未見)今監督のその1本前の作品。
かつて一世を風靡していながら突然引退して以来公には姿を隠していた伝説の女優。彼女はなぜ引退したのか。十数年ぶりにマスコミの取材に応じた彼女が、過去を振り返り真実を明らかにする姿を現実と彼女が演じてきた映画が入り乱れた描写と展開で描いた時代叙事。
僕にはこういう話をアニメで表現する理由がよく分かりません。アニメはアニメでしか表現し得ないものがあるからアニメにする必要性を覚えるのであって、こんな何から何まで実写で表現可能なものをわざわざアニメにする必要性は僕には全く感じ取れません。なぜこれをアニメにしようと思うのでしょうか。
強いてあげれば主人公が成長して年を取っても同じ顔が老けていくだけという利点くらい? でもなぜかこの映画では成長と共に声優が替わっていくんだよね。声優なんだからどんな年代でも全部できるだろうに。ちょっとよく分からない。
そういうのを鑑みても、話もよく分かんないんだよね。現実の過去と出演した映画の場面が入り乱れるのは面白さを感じないでも無いんだけど、やっぱり分かりにくいことは確か。真実かと思ったら映画の話で、映画の話かと思ったら本当の話で。僕にはちょっとついていけませんでした。
なぜやめたのか、とか、彼女が想い続けていた男はどうなったのかとかの話は、まあドラマは多少感じるもののそのくらいで感動もせず。残念でした。
2005.11.4
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