「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」☆☆☆
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志 浦沢直樹
出演:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 平愛梨 藤木直人 石塚英彦 宮迫博之 佐々木蔵之介 神木隆之介 山寺宏一 高橋幸宏 佐野史郎 森山未來 古田新太 小池栄子 木南晴夏 福田麻由子 ARATA 片瀬那奈 六平直政 研ナオコ 北村総一朗 手塚とおる 田鍋謙一郎 チェン・チャオロン 竹内都子 石橋保 津田寛治 光石研 遠藤賢司 高嶋政伸 田村淳 岡田義徳 武蔵 武内亨 ダイアモンド☆ユカイ MCU 吉田照美 原口あきまさ 斎藤工 左右田一平 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳
西暦2019年。世界は「世界大統領」として君臨する“ともだち”に支配されていた。殺人ウイルスが蔓延した東京は巨大な壁によって分断され、市民の生活は制限されていた。そんな中、カンナは地下に潜りレジスタンス活動を続けていた。
映画は芸術である前に娯楽であり、映画を観るということはイベントである。と僕は思っています。この「20世紀少年」3部作を観るという、1年かけた大イベントに今回参加しました。とても楽しかったです。
僕は原作漫画を連載時に一通り読んでいますので、忘れてしまった細かいところはともかく大まかなあらすじはだいたい分かっています。だから僕がこの映画に期待していたのは漫画をどれだけ再現できるのか、そして漫画をどれだけアレンジしてくるのか、ということです。
1作目はほぼ忠実に原作を再現しようとしていましたが、2作目では少し差が出てきていたので3作目はそれ以上に違いが出てきそうなことが予想できていたし、宣伝などでは原作と結末が違うとはっきりと謳われていましたのでその違いがどのように描かれるのかがとても楽しみでした。だからこの映画の、原作のエピソードを巧みに組み替えて別の結論に持っていったラストにはとても満足しています。原作者が自ら脚本に参加しているだけあって、原作ファンを裏切らない見事なアレンジでした。
まあ映画そのものは説明セリフが多すぎるとか、パニック描写に緊迫感が無いとか、ちょっとご都合主義が過ぎるとか、夢物語であるのを差し引いても現実性が低すぎるなどいろいろあって、さほど誉められたものではないように思います。でも僕はこの映画を観て楽しかったし、このイベントに参加したことで満足していますので、特に文句はありません。またこういったみんなで楽しめるイベント映画ができることを期待しています。
(MOVIX清水)
2009.9.30
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