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「三年身籠る」☆☆

監督:唯野未歩子
脚本:唯野未歩子
出演:中島知子 西島秀俊 木内みどり 奥田恵梨華 鈴木一真 綾田俊樹 関敬六 塩見三省 丹阿弥谷津子

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 冬子は妊娠9ヶ月でもうすぐ母親になる。しかし夫の徹は浮気で帰宅するのも遅い。冬子は生まれてくる子が純粋な個性を持つように、外界からの情報をシャットダウンするために耳栓して外出する日々。しかし子供はなかなか生まれず、18ヶ月、27ヶ月と月日は過ぎていった。

 よく分からない。一人前の父親と母親になるために、3年の月日が必要だったということなのだろうけど、誰だって最初から一人前のわけがなく、子供が生まれて育てて何年かたって一人前になっていくのが普通。生まれてくることなくお腹の中でどんどん大きくなっていく子供が外に出てきたとき、そこにいるのはそこまで大きくなるまでのことを経験せずに苦労しないできた親の素人である。誰よりも遅れた二人がそこにいるのに、やっと親になる資格を得たみたいな結末には大いに疑問と不満を感じ得ません。

 生まれてこないのは、この子がまだ外に出たくないからという。遅くなれば遅くなるほど、出にくくなっていくと思うのは僕だけ?(笑) (体の大きさと道の広さいうことではなく(^^;))
 最初のほうにはちょっと面白くてつい笑っちゃうシーンなどもあるのだけれど、子供が生まれずに時間が過ぎていくごとに、(おそらくは自分の家族でそうだったら自分が実際に感じるであろうがごとく)だんだんイライラしていってしまいました。生まれないでいる理由がホントよく分からないからですね。

 ところで最後のほうで妹の髪を切るシーンの意味は何? あと3年よりずいぶん前に生まれちゃったぞ?(笑)

 映画初主演の中島知子さんはなかなかよかった。実は結構な美人であることも分かったよ。しかし塩見三省さんは素晴らしいなあ。

2006.4.8


 

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