Since 1996
by はる
for Japanese only

2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「7月24日通りのクリスマス」☆

監督:村上正典
脚本:金子ありさ
出演:大沢たかお 中谷美紀 佐藤隆太 上野樹里 阿部力 劇団ひとり 川原亜矢子 沢村一樹 YOU 小日向文世 

 憧れのリスボンに似た町、長崎に住むサユリは、学生の頃に知り合った照明コーディネーターの聡史にもう何年も憧れていた。その聡史が東京から久しぶりに帰ってきてサユリと再会する。暗くダサい生活を送っていたサユリは聡史に合わせるために必死でオシャレをしてキレイになろうとする。

 いや全然ダメ。笑えないし切なさも幸せも感じない。

 最初はトロくてドジのように描かれている主人公も、実際には言いたいことを言いたい相手にあれだけきちんと伝えることのできる心の力強さを持ち合わせているし、そもそも髪型以外全然ダサくもない。身なりさえきちんとしてしまえば中身は充分愛されるだけのものを最初から持ち合わせているようにしか思えないよね。それを使ってなかっただけでね。
 だいたい序盤のお芝居やOB会でのドジシーンも、実はどっちも他人にぶつかられただけで本人は全く悪くないしね。あれでは単にツイてないだけでトロいやつというわけではないじゃん。あきらかに演出ミス。
 憧れや恋愛で何かを掴んでいくのであれば共感できるものもあるでしょうが、彼女は何にもつかんでいないし変わってもいない。なにも感じず。

 それに弟の彼女にあれだけキツイことを言ってあれだけ悩ませておいて、それでいてなんなのさあの身勝手ぶりは。(^^;) 同じ口が言ったとは思えないぞ。  ついでに言えば弟! 何故おまえが彼女にフォローしない! 何日間もお前何してたんじゃあぁぁぁぁ。

 まだある。序盤から大沢たかおも何かを抱えているようにしか見えないんだけど、まあそれは明らかになるものの一切それが解決しないで終わっちゃうのはどうよ! あの問題が解決しないままだと、中谷美紀がレベルアップしたのではなくて大沢たかおのほうがレベルダウンして二人が並んだということになっちゃわないか?

 ああもう。なんだかなあ。久しぶりにつまらなかった。

 しかしあそこに上野樹里をキャスティングできるのはさすが東宝全国公開だよなあ。平岡裕太とか夏川純とか1シーンだけだし、小日向文世さん、YOUさん、佐藤隆太、劇団ひとりと非常に贅沢。あぁもったいない、という感じ。(^^;)
 それにしてもYOUさんはすっかり映画女優になっちゃいましたね。今回の役も彼女ならではで他には考えられず、本当に貴重な存在です。

 あとなんでこの映画、キャスティングクレジット順が「大沢」→「中谷」なんだ?(^^;) 誰がどう見ても逆では?(↑上はあえてそのままにしておこう)

2006.11.21


 

サーチ:

Amazon.co.jpアソシエイト