「愛してよ」☆☆
監督:福岡芳穂
脚本:橋本裕志 李正姫
出演:西田尚美 塩 顕治 松岡俊介 野村祐人 鈴木砂羽 伊山伸洋 アレク 泉 綾香 牧野有紗 本田博太郎 鷲尾真知子 マギー 筒井真理子 菅田 俊
シングルマザーの美由紀は10歳になる息子のケイジをキッズモデルとして成功させようと遁走している。スケジュールをつめることで安心し、そのためには職場を仮病で休むことなどなんでもない。ケイジはキッズモデルを好んでしているわけではなく、ただ美由紀に振り回されるがままにつきあってオーディションやレッスンをこなしていた。ある日久しぶりに”パパ”に会えると言われ期待するが、その場に現れたのは”新しいパパ”だった。
人の数倍気の多い私ですが、西田尚美さんは昔から結構好きな女優さんだったりします。
西田さんは結構いろんな映画で大きい役から小さい役までいろいろ演じてその姿を見ることが多いけど、どうも最近はこの映画の自分のペースで子供を振り回す母親役のような、ちょっとマイペース型の女性が板についてしまった気がしますね。バッチリはまっているんだ、これが。(笑)
キッズモデルやキッズタレントの世界はたぶんこの映画のように本人よりもはるかに親が盛り上がっているもんなんでしょうなあ。っていうか一般的な習い事だってきっと子供が自発的にっていうのは少ないんだろうけどね。
ただここまで親の都合だけで子供を振り回せてしまうのはやはり身勝手に見えてしまいますね。ウチも気をつけよう。(^^;)
さて「愛してよ」である。タイトルであるこのセリフは誰が発するのでしょうか。まあ実はこのセリフを直接的に口にした人はいなかったのですが、心の中ではほとんどの登場人物がそう叫んでいたように思いました。みんな愛を欲し、愛に飢えていました。そして愛をつかんだ人もいましたが愛が分らないままの人もいたのです。愛を欲し続けているあのライバルの少年が気にかかります。
ただ結局愛を確認できたかのように見える西田さん親子の心の動きが、かなり唐突に見えてしまうのは僕だけ? 自分がやらせていただけのキッズモデルの世界で息子が自分の知らない成長の兆しを見せたことが逆に母親が気持ちを見つめなおしたのかな。
だいたい母親が実は息子を愛していました、ではなんの驚きも意外性もないよね。序盤の振り回しっぷりにしても型通りに見えちゃうし。どうもしっくりきませんでした。
おっところで松岡さんと野村さんって「800」を思い出させるね。懐かしいっす。
2006.2.26
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