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「ALWAYS 三丁目の夕日」☆☆☆☆

監督:山崎貴
脚本:山崎貴 古沢良太
出演:吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 もたいまさこ 三浦友和 薬師丸ひろ子 

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 間違いなく名作です。一人でも多くの人に観てもらいたいです。

 昭和33年。製造中の東京タワーが見守る町の小さな自動車修理工場の鈴木オートに集団就職でやってきた六子(むつこ)。大きな会社と期待してきたが着いてみればオンボロ工場で少しがっかり。それでも喧嘩っ早いが人情味のある主人と優しい奥さん、やんちゃな息子との新しい日々に一生懸命だ。
 向かいに住む駄菓子屋の茶川龍之介は文学青年だが、なかなか目が出ずに意に反して冒険小説を細々と書いていた。ある日彼は憧れの飲み屋のママから失踪した友人の息子を預かってほしい旨を頼まれる。酔いの中引き受けてしまう茶川だったが、翌日目が覚めて唖然とする。そのまま同居することになった二人だったが、、、。

 原作の漫画が載っているビッグコミックオリジナルを僕はもう10年以上も買い続けているので、この原作もいつも読んでいます。毎回のんびりとしていてほのぼのさせてくれ、大好き!とまでは言えませんがなんとなくなくなると寂しい感じの漫画ではあります。
 その珠玉のほのぼの漫画から誕生したのはやはり珠玉のほのぼの映画でした。全篇通してクスクスと笑えるし、しみじみとした小さな感動もちりばめられているとても幸せな映画でした。
 鈴木オート側の話も茶川や龍之介の話もどちらもよかったですね。並行して描かれているバランスもいいし。履歴書のシーン、テレビのシーン、腹痛のシーンなんかかなり笑ったし、指輪のシーンとか本当に好き。

 僕は昭和40年代生まれなので、ここに描かれる昭和33年のことは知りません。知らないのに懐かしいというのも変な話ですが、でもやっぱり僕らの世代であってもとても懐かしい映画ですね。僕らの子供時代はまだ白黒テレビもギリギリ現役で(カラーテレビを買いに行ったのをなんとなく覚えている)、ちっちゃな画面でアニメやら野球やら見ていたのを思い出したよ。

 しかしCGの素晴らしさはさすが山崎監督。駅の人ごみとか町の遠影とかみんなCGでしょ? すごいよね。オープニングの、家の中のラジオのアップから家の外に出て飛行機飛ばしてそれが屋根を飛び越えて広い道路まで飛んでいって建設中の東京タワーが向こうに見えるという(ゼイゼイ)、カメラ飛びまくりの長〜〜いワンカットにはもうその時点で感動しちゃいました。鈴木オートの中から茶川の駄菓子屋の奥までワンカットとかもあったし、カメラワークとその処理だけでも一見の価値があるでしょう。

 そういえば建設中の東京タワーのビジュアルなんて初めて見ました。モスラやギャオスに壊された東京タワーなら見たことあったけどね。(笑) そうかあ、ああやって作ってたんだね。

2005.11.12


 

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