監督:岩本仁志
脚本:高須光聖 坂東賢治
出演:浜田雅功 柳葉敏郎 藤井 隆 遠藤章造 田中直樹 松本人志 酒井美紀 相楽晴子 中村嘉葎雄
TVシリーズは全くの未見。でも問題なかったです。登場人物に知った顔が多いので、物語に入っていきやすかったし。
僕は夢のない子供でした。野球選手もパイロットも医者も弁護士も別になりたいとは思わず、かといって安定した生活を望んでいたわけでもない。単に将来のことなんか何も考えていませんでした。(卒業文集には悩みに悩んで新幹線の運転手とか大ウソ書いた覚えがあるけど)
そうこうするうち気がついたら映像や人間を見るのが大好きになっていて、たくさんのものを観続けているうち、映画やスポーツを気合入れて観る側に落ち着きました。子供のころ夢見たことではないけども、僕は望んだ道をある程度歩めているつもりです。(笑)
子供のころの夢を叶えた奴ってどれだけいるか。大人になってからその夢を実現することはできるのか。夢を実現させるためにはどんな犠牲を払わなくてはならないのか。この映画は描写はともかく、テーマは結構真面目。疲れた日常を送る(?)サラリーマンとしては身につまされる物語ではあります。夢にこだわり、夢を実現させたいと願う浜ちゃん(って書くと釣りバカみたいだ)の姿はやはり応援したくなります。回りに多少迷惑をかけて悩む姿なども共感を持てるし、でも現実から離れてロケット作りにいそしむ姿もよい。結構感情移入してしまうところがにくいよね。冷静に見れば、家庭も仕事も中途半端なダメ人間かも知れないけどさ。
特撮が凄い。2本のロケットが出てくるが、飛ぶ姿も飛ばない姿も美しく、映像的に無理が無い。ここまで完成度が高い映像を、こんな映画で見させてもらうとは思いませんでした。(笑)
結局、なんだかんだで結構好きです。(^^;) 基本は笑って泣けるという僕のツボ的映画だし。悪くないよね。
でもまあ、名作ということも無いよね。(笑)
終盤の展開などは「そんなことあるわけないだろ」的だし、時折挟まれるギャグ的描写は余計なものもあるし(特に松本氏の登場シーンは個人的には最悪の部類。その直前の大声でのやり取りのシーンは最高だったけど)。そこそこいい感じ、と言うところ。
あ、100%余談。10年くらい前に大好きだったTVドラマ「ADブギ」でカップルだった浜田さんと相楽さんが夫婦だったのがちょっと嬉しかった。