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「あしたの私のつくり方」☆☆☆

監督:市川準
脚本:細谷まどか
出演:成海璃子 前田敦子 石原真理子 石原良純 高岡蒼甫 近藤芳正 奥貫薫 田口トモロヲ 

 高校生になった寿梨はふとしたことから小学校時代の同級生の日南子に名を隠してメールする。小学校の卒業間近にいじめられるようになった日南子とは卒業式の日に少し話をしていたが、中学校の間はあまり接点を持たなくなっていた。寿梨は架空の友人ヒナの話を日南子に伝え、日南子はそれを参考に新しい高校で人気者になっていく。

 女の人だと分かる分かると共感できる部分が多いのでしょうか。または同世代だと理解度が増すのでしょうか。既にオジサンになった私のようなものからすると、この子達の考え方がいまひとつ浸透してきません。確かに振り返ってみて若いころって、なんでも簡単に悩みの種になり、今だったら絶対に思いつかないような発想を発展させていってしまったりすることがありました。だから寿梨や日南子がいろいろ発想し行動するさまを見て、そういうこともあるんだろうなと思いながらも、いまここにいる自分だと絶対にありえないであろうその姿に、やはり共感することができませんでした。いかんなあ。
 映画自体はそつなくまとまっていて退屈はしませんでした。みんな少し成長し、少し幸せになったのはよかったです。ただ日南子がヒナを名まねて偽りの自分を演じている描写はちょっとハラハラしてしまいました。そんなの、絶対いつか崩れるだろうと。

 しかしやっぱりいじめは醜いなあ。できればうちの娘とか、いじめに合わずにうまく育って欲しいなと心から思うね。

 成海璃子ちゃんは大活躍ですね。14歳だと思うけど、劇中12歳でも16歳でもちゃんとそのときの年齢に見えるからいちばんいい時かもしれません。それにしても石原良純と石原真理子の両親というのはすさまじい組み合わせだね。これをキャスティングした人を尊敬しちゃうよ。(笑)

(静岡シネギャラリー)

2007.7.15


 

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