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「バックダンサーズ!」☆☆☆

監督:永山耕三
脚本:衛藤凛 永山耕三
出演:平山あや hiro ソニン サエコ 田中圭 陣内孝則 長谷部優 北村有起哉 つのだ☆ひろ 木村佳乃 真木蔵人 鈴木一真 豊原功補 石野真子 

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 人気ボーカル樹里のバックダンサーとして活動していたよしか、ミウ、ともえ、愛子の4人だったが、突然の樹里の引退宣言によってその活躍の場を失う。4人のマネジメントを押し付けられた新人マネージャーの茶野は、自分の担当する中年ロックバンドと彼女らバックダンサーズのジョイントライブツアーを企画する。しかしメインのいない彼女らに会社の態度は厳しく、結局解散を命じられてしまう。夢を失った4人は一旦はバラバラになるものの、やはりダンスへの情熱は捨てられなかった。

 きっかけ → ハプニング → 努力 → 挫折 → 再生という、夢に情熱をかける若い女の子たちを描く青春映画としては王道とも言える展開で、十分に楽しめました。若い女の子たちが躍動的に踊るというだけでも見ていて楽しいしね。主演の子たちもよかったし、陣内さん最高。

 でもそのストーリーを語る上で、ポイントポイントごとで実に無理やりな展開を見せるのが気になって仕方がありませんでした。それとも芸能会社って現実でもあんなにいいかげんでいいのかね? そもそも君らには”契約”というものはないのか? 大人気シンガーが自分だけの意思でいきなり引退宣言してそのまま辞められるわけがないじゃないか。そんなん契約違反で法的にも大騒動だぞ。(^^;)
 それにイベントに出演のダンサーがその内容を知らずに(リハーサルもせず)いきなり出演なんてありえないだろうし、それなりの期間活動しているタレントグループの解散をあんな若造マネージャーから通達させるだけで済まそうとするのもおかしいでしょう。正規に販売されている雑誌のグラビア撮影に事務所を通さないでタレントに直接交渉してくることや撮影に行ってから事前説明なく脱がされそうになるなんて考えられないし、ラストの大イベントが実は○○○だった!なんてバカじゃないの?って思う。これはすべてハプニングにすることでおかしさを出そうとしているだけで、ドラマ的には全く意味のない演出でしょう。もっと丁寧に無理なくやってたほうが全然いい映画になったのにね。一般のダンスコンテストにプロダンサーが参加するのもおかしいしね。
 あとラストのイベントがシーンとしては5分くらいのダンスでまとまっているんだけど、イベント自体が5分で終わっちゃったような描写なのはどうかなあ。(^^;)

 ところで途中でよしか(hiro)が客を前にして歌うシーンがあるけど、これが(当然ながら(笑))プロ級。だったらよしかを新たにメインシンガーにしてユニットの売り方を考えるべきじゃないのかね。誰も歌ったりできないからこそバックダンサーズとしてのドラマになるんじゃないでしょうか。

 それにしても主演の4人はそれぞれその高いタレント性で活躍しているけど、ルックス的にアイドル性が高いわけではないのがバックダンサーズとして絶妙よね(←失礼?(^^;))。

2006.9.17


 

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