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by はる
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「着信アリ Final」☆☆☆

監督:麻生学
脚本:大良美波子 真二郎
出演:堀北真希 黒木メイサ ジャン・グンソク 板尾創路

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 修学旅行で韓国に向かった高校生たち。渡航中のフェリーで仲間で騒いでいると、そのうちの一人、あずさの携帯から聞きなれない着メロと共に、”自分からの着信”が入る。添付画像には首をつった自分の写真が。韓国でのオリエンテーリングの最中、あずさが写真の通りに首をつって死んでしまう。2人目の犠牲者が出たあと3人目に送られてきたメールのタイトルには「転送スレバ死ナナイ」とあった。

 怖さはゼロ。もう3作目ともなると死に方のパターンなどはどうでもよくなってくるし、呪いの根源の謎解きなどにも新鮮味はなし。このへんでFinalとしておくのは賢明でしょう。
 面白いのはやはり転送すれば死なないという部分。自分が死にたくないがために誰かに転送しよう、転送されたくはないから着信が来た奴から携帯を奪おう、普段から気に入らないから転送してやる、転送したいのに邪魔するんじゃねえ。と、どんどん仲間うちの信頼関係が壊れていくさまがやはりとても面白い。まあこれは明らかに「バトルロワイアル」からの引用となっていると思いますが、その手段、武器、理由などが単一化されてシンプルなのがよろしい。
 でも死に方は相変わらずシンプルじゃないのよね。恨み呪いというよりはどうやって殺そうか楽しんで考えてるみたいなんだよなあ。あの悪霊の目的は楽しんで殺すことではないはずなんだけどね。

 ”パム”にまつわるトリックは5分くらいで分かりました。っていうか、それ以外ないでしょう。ちょっと伏線がヘタっぽい。
 最後のほうの明日香とえみりの時空間を越えたやり取りは若干やりすぎの感もあるし、えみりの彼氏の最後の行動も感動を呼ぶにはいまいち。って言うかこの辺は「リング」からの引用が混ざってないかな?

 しかしラストはまだ続編を作れる状態だね。「Final」はタイトルだけで内容は「Final」じゃないね。分かった、次は「続・着信アリ」だ。その次は「新・着信アリ」でその次は「着信アリ・恨みはらします」でしょう。「着信アリ・情炎」とか「着信アリ・美々子ニューヨークへ行く」とかもありそう。まだまだ続くね。(笑)

2006.7.1


 

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