「築城せよ!」☆☆☆
監督:古波津陽
脚本:古波津陽 浜頭仁史
出演:片岡愛之助 海老瀬はな 阿藤快 江守徹 藤田朋子 津村鷹志 ふせえり 木津誠之 片岡功 小野進也 杉本明朗 安宅忍 星光子 団長 佐々木秀実
愛知県の田舎町の猿投町では、城の復元を目指す住民と跡地に工場誘致を目指す町長とが対立していた。そんな中遺跡の発掘作業の現場に突如3人の戦国武将の霊が現れて人々にとりついてしまう。その中の一人、猿投の領主だった恩大寺は生前からの悲願である築城を住民たちに命じる。大学生のナツキはそのリーダーとなってダンボールを材料に城を作り上げようとする。しかし町長はそれを阻止しようとするが。
物語は奇想天外でしかもチープ感漂ういかにもなB級映画なのだけど、驚いた点としては出来上がったダンボール製の城のでかさ、完成度の高さでしょう。CGなど一切無し?の実際の手作り感あふれるダンボール城はできれば実際にこの目で観たかったほど。あそこまで大きなものを実際に組み立て上げたスタッフとボランティアの方々の努力に頭が下がります。この映画はその城が出来上がるまでのドキュメンタリーとしても意義があると思うけど、だからこそもうちょっと製造過程や作り方をじっくり映して欲しかった。
私立大学である愛知工業大学が制作の中心となっていることも驚き。開学50周年記念映画だって。そんなの商業映画では初めて聞いたよ。ダンボールで城を作るのに工業大学の知識が生かされていたのでしょうね。
それから舞台となっている猿投町ってのは実在の町だって言うのも驚きです。
あとはヒロインのナツキ役の海老瀬はなちゃんが可愛かった。(笑) ということで驚きの連続で(^^;)これまたなかなか楽しめた映画ではありました。
(静岡ミラノ)
2009.9.30
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