「日本沈没」☆☆
監督:樋口真嗣
脚本:加藤正人
出演:草なぎ剛 柴咲コウ 豊川悦司 大地真央 及川光博 福田麻由子 吉田日出子 柄本明 國村隼 石坂浩二
東海地方を皮切りに日本各地で大地震が頻発し始める。調査の結果、海底のマントルの変動から日本列島があと1年で沈没してしまうことが分かる。
一番気になったのは、時折上空からの日本の全体像が映し出されるんだけど結構早い段階からもうすでにボロボロで、とても地上は壊滅状態で人が普通に生活できるようなところはもう残ってないだろうなと思わせるほどなのに、次のカットでは建物はまだフツーに立っていてこれから地震が起きたり津波が来たりするところだったり、主要登場人物が住んでいた/いる建物が全然無傷で残っていたりするのがめちゃくちゃ大きなギャップになっていたことかな。
草なぎ君が何の苦もなくあっちこっちを移動することや、政府機能とその設備がそこそこのまま最後まで残されていることなども多少の違和感。どう考えてもあの日本の全体図からするともう国としての機能はないように見えちゃうんです。マクロな描写とミクロな描写が合ってないんですよね。
あと避難する人々の気持ちが全然見えてこないのも残念。もっと大パニックになってもいいと思うし、狂信的に日本と共に沈もうと考える人もいるでしょう。海外になんか行きたくないと思う人もいるでしょう。一刻も早く脱出しなくてはというあせりも感じられないし。みんなあんなに冷静に行動できるもんなのでしょうか。
おかげで緊迫感もなく、リアリティも感じず。いまいち退屈な映画でした。
しかし草なぎ! 女にそこまで言わせてそれはないだろう。(笑) そりゃあ相手を考えた優しさというよりは、へっぴりにしか見えないって。おかしいって。
2006.7.21
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