監督:佐々部清
脚本:佐々部清
出演:水谷妃里 上野樹里 桂亜沙美 三村恭代 淳 評 田山涼成 イルカ 金沢 碧 山本譲二 高樹 澪 谷川真理 夏木マリ
僕らオジさんの感覚だと、こういった淡いラブストーリーなんて(自分が経験しているかどうかはともかく)若いころにはごくごくありふれていて、いまこういうのを観るとただただ懐かしいと思うばかりだけど、今の若い人の感覚だと極端に古臭く感じるか、はたまた逆にあまりにも今とかけ離れているのが新鮮に思ってしまうのでしょうか。
言い方を変えると、こういった高校生の純愛ストーリーは設定をこのくらい昔におかないと成り立たなくなってきているのでしょうかね。身体の関係を持つカップルもいるにはいるけどそれを聞く仲間の反応は引き気味だし、主人公カップルは1回会っただけでその後1年間会わずともその想いを持ちつづけ、一晩一緒にいてもキスをかわすのが精一杯。そんな高校生は、もうきっといないのでしょうね。だからこういう映画はみんな過去のものとして描かれるようになってしまったのでしょうかね。ちょっと寂しい。(笑)
この映画自体は、最初に書いた通りストーリーはありふれててどこにでもある感じだったり、僕には主人公たちのように1回会ったきりでその後1年間会いもせずに想いを続けているという感覚がどうにもつかめなかったりするので(←無粋な奴)特別な感動とかしなかったのですが、それでも青春の淡い想い出!的なほんわかした世界は好きだし、なによりなんかどことなく懐かしい!というのが嬉しいですね。まあまあ無難に幸せになれる映画でした。
2004.6