監督:中原 俊
脚本:奥寺佐渡子
出演:市川実和子 村上 淳 つみきみほ 木下ほうか 小市慢太郎 斎藤 歩
観たのは2001年末にBS−iで放送されたTV版。どこが違うのかはよく分からないけど、ストーリー的にそんなに大きな違いは無いでしょう。たぶん。
引きこもり癖があった兄が変死し、それをきっかけに「死」に近い存在になっていく妹が主人公のホラー・サスペンス。病気の臭いを嗅ぎ分け、流産を予見し、ついては死者の存在をも感じ取れるようになっていく。こう書くとドロドロに怖い直接的な描写の映画に感じちゃうけど、実はそうでもないです。この先彼女はどうなっていくんだろうという先が読めないサスペンス的な要素のほうが強く、また彼女を取り巻く人達がみな一癖も二癖もある異質な人達ばかりで、その真意や動向を探っていくのも興味深い作りになっています。
で、個人的な感想としては、「う〜ん、よく分からないところもあったんだけど、結構面白かったよ」というところ。(^^;) やや哲学的?な要素が入ってきているのが僕には不向き。でも主人公の女性がどんどん違う感覚を持って変化していく過程はドキドキするし、上にも書いたように本当に先が読めず、何がどうなっているんだろうという緊張感がずっとある。わりといい評価を受ける映画ではないでしょうか。もちろん好き嫌いも分かれそう。
しかし市川美和子さん、「アナザヘブン」といい、「リリイ・シュシュ」といい、いい感じだなあ。
余談として。上記のようにBS−iで放送されたものなのだけど、録画したのと違うビデオ、違う画面で観ました。観た画面は一般の普通のTVモニタ。するとワイド画面用に録画されていた映像は全て横に圧縮されていてみんな縦長になってしまってました。録画の設定の問題かしら。
余談として、その2。他の人の感想やインタビュー記事などを読むとかなりセクシーな場面があったそうな。ええ〜〜〜そんなのほとんど無かったよ。コトの前後はあっても、直接的な描写はほとんど無かったなあ。しまった!TV用にその辺がカットされていたらしい。そう言えば放送はゴールデンタイムであった。ううむ、劇場で観なおさなくては???(^^;)