「踊る大捜査線 THE MOVIE2
レインボーブリッジを封鎖せよ!」


監督:本広克行
脚本:君塚良一
出演:織田裕二 深津絵里 柳葉敏郎 いかりや長介 水野美紀 ユースケ・サンタマリア 北村総一朗


 TVドラマはスペシャルも含めて全て未見。観たのは5年前の前作のみです。だから世間でよく言われているような、TVからつながる細かい設定はほとんど知らないです。ファンが観ればあんなところやこんなところにいろんな小ネタがちりばめられているようなことも聞きますし、TVでのエピソードから軽くつながっている点などがあったとしてもそれはよくわかりません。TV観てないことはどのくらいのデメリットなのか、それもわからず。まあいいけどね。前作は観ているし。

 そんな私ですが、この映画はとても面白かったです。大小合わせて4つの事件が同時に絡まった展開ですが、事件そのものはどれもみなたいした仕掛けがあるわけでもなく、別段特筆するようなものではない。面白いのは、それぞれに対する刑事たちの対応のからみ。自分たちにとっては事件の大小では優先度合いを決めたくは
無いのに、組織に属するものとしてそうはいかない場合もある。不本意かつ不条理な評価・命令を下されることもある。優れた組織とは何ぞや。これがこの映画のメインテーマでしょうか。正解はひとつではありませんが、ここで示された答えもまあひとつの正解でしょうね。

 全体的にテンポがよく、ギャグも面白い。青島君の叫びには共感できるし、プチな感動もしっかり入っている。文句なしに十分楽しめる大娯楽作でした。好きです。特に今回はユースケさんが大活躍。彼が好きでした。

 ところでオープニングはとある映画(モックン主演)を思い出させますね。湾岸署の面々がある程度以上優秀なのがよく分かるし、あそこだけでも十分面白かった。あとタイトルバックがとてもカッコよかったね。

 あまり悪い評判も聞かないし、観た人のほとんどが楽しんでいるようです。あまりそういう映画は無いし、貴重なシリーズだなあと思います。個人的にはシリーズそのものへの思い入れが無いので、作り過ぎに対する不安などまったく無し。そこそこ面白く、安定して客も入るシリーズになるでしょう。どうせならこのまま毎年作っちゃえば〜って思うね。(笑) 今後の彼らもやっぱり見てみたいしね。