監督:黒澤 清
脚本:古澤 健
出演:役所広司 永作博美 ユースケ・サンタマリア 柄本 明 戸田昌宏 佐藤仁美 鈴木英介
僕的にこの映画の見どころは永作博美さん。以上。
って、本当にそんな感じ。(^^;)
いやあ、永作さん、いいわ。思えば10年くらい前、彼女がribbonなるアイドルグループにいたころ結構好きだったのを思い出しました。ribbonのアルバムも彼女自身のアルバムも何枚も持ってるもんね。かなりの名曲ぞろいで今も耳に残っている曲が多い。また今度引っ張り出して聴いてみようっと。そんな彼女も実はもう30代。見えねー。さすが25歳にして女子高生を演じた(TV「さんかくはあと」)だけのことはある。年取らないねえ。可愛いし、スタイルいいよねえ。映画の後半はほとんど彼女しか見てなかったよ。
だってこの映画、面白くないんだもの。ドッペルゲンガーという現象の何たるかは僕には伝わらなかったですね。べつに何故そんなことが起きるかは問題ではないけど、それによっておきうる様々な状況にはもう少し説得力がないと。突然自分と同じ顔の人間が現れたとして、死んだはずの弟と同じ顔の人間が現れたとして、それらをあんなにあっさり受け入れられるものなのでしょうか。なにかの目的を持って整形手術を施した他人とか、死んだほうが実は同じ顔の他人だったとか、そっち(人為的なもの)から疑うよね。
それにドッペルゲンガーの人達も普通の人と同じように生身、と言うのもなんかよく分からない。それなのにいくらでもお金をとってくるわ、情報盗んでくるわじゃどういう存在なんでしょうか。
それに片方が死んだとき、もう片方には何が起きるのかがもう少し明確でないと、このドッペルゲンガーという現象自体の必然性がどうにも感じられないです。テーマが解らない。役所さんも、変わったようにも見えるけど、最初から持ってたものが表に出てきただけにも思える。その変化が、この現象によるものにはあまり見えないんですよね。
特に後半、ロードムービー的になってからは何が言いたいのか本当によく分からない。柄本明さんの退場シーンなど、とても本気とは思えないベタベタな展開。笑わせようとしているところもあると思うけど、あまり笑えなかったし。
ということで僕にはダメです、この映画。分からないことだらけでした。