「援助交際物語 したがるオンナたち」☆☆
監督:いまおかしんじ
脚本:いまおかしんじ
出演:向夏 平沢里菜子 吉岡睦雄 七瀬くるみ 佐藤宏 伊藤猛 川瀬陽太
前作「熟女・発情 タマしゃぶり」がピンク映画大賞を受賞するなど高い評価を受け、「たまもの」とタイトルを変えて一般映画館でも公開されたいまおか監督の新作。これも「かえるのうた」とタイトルを変えて先日一般公開されました。(静岡では普通のピンク映画としてローテーションされてきてこのたび公開) でもそんなに面白くないなあ。
深夜のマンガ喫茶で知り合った朱美とキョウコ。キョウコは漫画家を目指しているが、援助交際で生計を立てている。朱美は同棲していたが、女癖の悪い彼氏の良男に愛想を尽かしキョウコの部屋に転がり込む。キョウコは朱美に援助交際をもちかけ、朱美は初めて身体を売る。
だいたい誰にも共感とか感情移入とか全くできないのよね。何であんな二人が友情を深めていくのか全然分からない。出会いも最悪だし、キョウコが朱美にとる行動もひどい仕打ちだし、そもそも二人ともヘンな奴だし。朱美があんな浮気男に何度も裏切られているのも可哀想とかでもないしね。こういうのが今時の醒めた女たちの青春模様なんだろうけど、僕にはあまり興味がもてませんでした。彼女たちが何故援助交際に足を踏み入れるのか、援助交際で何を手に入れるのか、何を手に入れたいのか(お金以外で)、そういったものを全く感じ取れませんでした。
だから一般映画として面白いと思えなかったし、ピンク映画としては全然エロくないのでこれまた微妙。(笑) ピンク映画にありがちな女の身体を嘗め回すようなカメラワークや、これでもかというほどに長い長いラブシーンはなし。濡れ場の数だけはそれなりにあるものの、みんなあっさりしていてすぐ終わっちゃう。周りのおじさんたちみんな退屈しているのか、落ち着きがないし、帰っちゃう人もいましたよ。
最後にみんなで下北沢の駅前で歌って踊るシーンがあるんですが、最近下北沢に行ったばかりだったので、見覚えがあるところでヘンなことやっているのがちょっと可笑しかったです。
2006.2.11
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