「爆乳Gカップ とろける谷間」☆☆☆☆
監督:荒木太郎
脚本:三上紗恵子
出演:平石一美 野上正義 佐々木麻由子 吉岡睦雄 綺羅一馬 佐々木基子 内山太郎
体調を崩していたが回復し退院した初老の男と、それを笑顔で見送った若い看護士の女。後日偶然再会した二人だったが、彼女は医師との不倫がばれ病院をクビになっていた。行く当てのない彼女を純粋な親切心から一人暮らしの自宅に招く男。当初は娘を思うような気持ちだったが、明るく元気な彼女にいつしか忘れかけていたような感情が男に蘇る。眠っている彼女に衝動的にキスをする男。驚く彼女だったが、彼女もまた男を受け入れて、二人は結ばれた。しかしある日、かつての不倫相手が現れ、彼女とよりを戻してしまう。ホテルから出てくる二人を目撃してしまった男は、動揺し彼女に別れを告げる。そしてそれにより自分の本当の気持ちに気づいた彼女は、不倫相手に改めて別れを告げるのだが、、、。
この時代のピンク映画のメインターゲットって言うのは、おそらくは40〜50歳代かそれ以上の中年から初老にかけての男性であることは間違いないでしょう。若い人はピンク映画なんて観ません。とするとこういった初老の男と若い女のラブストーリーと言うのは、まさにターゲット狙い撃ちの、夢のようなロマンス(笑)映画と言えるかもしれません。
観客のおっさんたちはこういう映画を観て、あぁ自分ももう一度こんな若い女と恋愛してみたい、恋愛とは言わなくてもせめてエッチなことがしてみたいと思うわけです。でも大抵はお金でも払わなければそんなことは実現せず、やはり映画だったかと身悶えて思いなおすのでしょう。映画も現実も残酷なものです。(笑) でもだからこそこういう映画も必要なのですが。
僕も充分もうおっさんなので、こんな恋愛をいつの日かまたしてみたいと、結構本気で思うもんね。そんでもってそのとき、自分の気持ちがどのくらい若い日のそれに戻れるのか、どのくらいの年齢ギャップを感じるものなのか、どのくらい自信がないものなのか、そーゆーの実体験してみたいよ。その日が来るのを楽しみにしています。(笑)
男には30代半ばくらいの娘がいて、その娘も20代らしき若い夫との結婚生活に自分の年齢を実感して自信を無くしているという描写も面白いし、彼女と不倫相手のことを知って男が自分の年齢のことなど理解していながらも実際にそういう場に遭うとショックを受けてしまうさまなどもリアルですよね。もう恋愛など遠くに忘れていたであろう初老の男が、自分の娘よりも若い彼女を好きになってしまったという戸惑いもよく出ていてよかった。荒木監督のちょっと感動的な名作。2本程観ずにスルーしていてすみませんでした。(^^;)
しかし野上正義氏は名優だ。最近ピンク映画でこの人を見るだけで嬉しいと感じてしまう。年齢からいっても今後も同じような役柄が多くなると思うけど、また何度でも見たい俳優さんです。
タイトルにもなっている爆乳Gカップの平石一美さんは確かにスタイルもよく綺麗なのでいいね。おっさんがメロメロになる感じが分かるよ。
2005.9.23
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