監督:磯村一路
脚本:
出演:田中麗奈 中嶋朋子 清水真実 真野きりな 白竜
生徒会長が壇上に上がって「がんばっていきまっしょい!」と叫び、在校生が「っしょい!」と返す。
何事か一瞬分からない新入生達。序盤でこのシーンが流れたとき、 この映画の質の高さや力強さを感じ取れる思いがしました。これは凄い映画でないかと。
そしてそれは決して間違いではなかった。
気持ちのいい映画でした。主人公達の負けるものかという想いと、成長していく喜びみたいなものが観ているだけの自分にも伝わってきて、一緒に喜びあえる思いがしました。
主役の5人の女の子達もよいです。ひとりひとりのキャラクター付けもしっかりしていましたね。 田中麗奈さんがCFよりも幼く見えたのは撮影から時間が経っているのかな。
しかしこの映画、少しはしょりすぎかな。メンバーが5人揃う過程やエツネエ(田中さん)の腰が治っていく過程は結構重要なファクターだと思っていたのにそこがあっさりしていて残念。この映画の持っている力なら例え2時間半になっても充分に鑑賞に堪ええたと思うだけにもっとじっくり描いて欲しかった。後輩の1年生の娘が現れたり消えたりして可哀想でした。
余談だけど、大学生の時、授業でカッターを漕いだことがあります。この映画に出てきた5人乗りよりは遥かに大きいボートで、たしか20人くらいで漕いだ気がする。
漕いでいるときは本当に大変でしたが、今になってしまえばあれも経験ですね。この映画を観て十数年ぶりにあの水の上をスーっと流れていく感覚を思いだしました。