「銀色のシーズン」☆☆☆☆
監督:羽住英一郎
脚本:坂東賢治
出演:瑛太 田中麗奈 玉山鉄二 青木崇高 佐藤江梨子 田中要次 杉本哲太 國村隼
町興しの企画で、雪の教会での結婚式を挙げるためにスキー場にやってきた七海はひょんなことから何でも屋の城山銀に結婚式までのスキーのレッスンを依頼することになる。銀はかつてモーグルの有力選手だったが今は競技から離れ、仲間達と気ままに暮らしていた。しかし銀らが起こした騒動が町を揺るがすことになる。
これはなかなか面白かったです。大筋は予定調和的ではあるものの、全体的に展開や描写そのものは楽しいし、スキーシーンは美しくて迫力あるし、キャラクター達もみな魅力的で良かったです。こういう気軽に楽しめる映画はいいですね。中盤で明かされるある出来事の意外っぷりにも驚かされたしね。
僕はもうスキーは競技を見るだけになって10数年になりますが、あの新雪を滑りたくなる気持ちは分かります。山の上から一気に滑り降りたくなる気持ちも分かります。ただスキーに行きたい気持ちはいまはゼロですが。(笑) この映画を観てもやっぱりゼロですが。(笑)(笑)
よく比較されている20年前の傑作スキー映画「私をスキーに連れてって」を観たときは触発された友人に連れられて何回かスキーに行くこともありましたが、今回のこの映画でもスキー人口が増えたりすることがあるんでしょうか。ただ「私スキ」はかなりオーソドックスなレベルのスキースタイルだったけど、今回はモーグルだもんなあ。さすがにレベルが違いすぎる。あんなふうになりたいと思う人はまれだし、あんなふうにしたいと思ってもできるわけがない。スキー人口への影響は少なそう、というのが僕の感想です。
しかしこのところの田中麗奈さんは妙にいいなあ。いまがキャリアで一番いいときを迎えている感じだね。
(静岡東宝)
2008.1.20
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