監督:新谷暢之
脚本:いずみ吉紘
出演:川端竜太 安藤亮司 古坂和仁 内山理名 木村多江 永堀剛敏
この映画は「つんくタウン」というTV番組の企画だそうですね。でもその番組は(たぶん)私の地元静岡ではやっていないために、どう言う過程を経てこの映画が出来上がったのかは知る由もありません。この映画の後にも3本もこの番組から映画ができているらしいし。凄い番組ですね。
その企画ではどうも1000万円で映画を作るのがルールらしい。いまどきこの金額でどういったものができるのかと言うとやはり、無名に近いキャスティングで、大げさな場面転換は少なくてはならないでしょう。それには映像的な迫力以前に脚本が充分に練られたものでなくてはなりませんね。
この映画では主人公の男3人組がいろいろな女の子達と10回以上も合コンを繰り返します。前半はその彼らの合コンテクのオンパレードで結構笑わせてくれます。必ず一人引きたて役のゲストの友人を呼んでおくとか、王様ゲームでの隠しサインとか、トイレでの作戦タイム、割り箸の袋を利用してキスに持ちこむテクニックとか、いかにもいろんなところで行われていそうで面白いです。合コンの相手もさまざまで、女子大生、スッチー、お水の女、コギャル、主婦、怪獣(笑)などなど。それぞれの集団にも個性が出ていてこれも楽しい。いや、企画的にかなりうまくいってますよ、これ。
後半、さりげなくメインとなる合コンが始まって、そこで繰り広げられた合コンの本質談義?や合コンにうち込む彼ら一人一人の心の内面にも、なかなか興味深く見させてもらいました。それまでほとんど無名陣ばかりだった(高橋克典さん除く←あそこは笑った)引きたて役のゲスト友人が永堀剛敏君だったので、なにか活躍してくれそうな気配でしたが、彼が一番の儲け役だった気がします。彼無くしてこの映画は成り立たなかったでしょう。
ヒロインとも言うべき内山理名さんはもともと僕の中では注目度は低かったのですが、この映画の彼女はホントに良かったです。山口智子さんを15年くらい若くした感じでとても可愛かったですね。でもその後TVのバラエティで彼女を見たら、やっぱりそんなに魅力を感じなかったので、映画のマジックだったのでしょうか、、、。(^^;)
ただなんでその内山さんがあいつが気になっていたのかは良く分からなかったなあ。そこだけはこの映画の不満点ですが、それ以外はこの映画は○。好きな映画です。