「非・バランス」


監督:冨樫森
脚本:風間志織
出演:派谷恵美 小日向文世 はたのゆう 中村桃花 土屋久美子 羽場裕一 原田美枝子


 これはなかなか面白かったです。何と言ってもオカマの菊ちゃんが最高。僕の知合いにはああいう人はいないので、実際に接することになった時にどういう態度をとってしまうのか分からないし、相手に不快な態度をとってしまわないかとても不安。でも彼(女)のような人ならば、そういうこちらに対しても変化することなく接してくれそうです。一度会ってみたい。
 主人公の松本千秋(@スチュワーデス物語?)が小学校の時の暗いトラウマからかたくなに生きていこうとしているところで菊ちゃんに会い、その気持ちを変化させていこうとする過程はとても良かった。菊ちゃんもスーパー(ウー)マンではないからつらいことがあれば泣いたりもするけど、千秋はそういうところからも生き方を学んでいくのが、とてもすばらしい。少女とオカマと言う異質な青春の対比と融合が見事でした。元気の出る、いい映画ですね。

 ところで観たときに出演者の女の子達の舞台挨拶が会ったのですが、段取りも何もなく、沈黙が多くて非常に重苦しい雰囲気の、はっきり言ってかなり見苦しいものでした。本人達もどうしていいのか分からなくなってるようでした。スタッフさん、しっかりしてよ〜。