「ハウルの動く城」


監督:宮崎 駿
脚本:宮崎 駿
出演:(声)倍賞千恵子 木村拓哉 美輪明宏 我修院達也 神木隆之介 大泉 洋 原田大二郎 加藤治子

 映像的には相変わらず素晴らしいんだけど、いかんせんお話が全く盛り上がらず。あれだけくるくる動く圧倒的な映像美を魅せていながら、全くと言っていいほど心に残らないのはいかがなものかね。原作が童話の世界だから、あまり入り組んだ展開には持ち込めなかったんだろうけどね。
 2人の恋にときめかない。心の動きが伝わらないのです。戦争がなぜ起き、その戦争にハウルがどう関わっているのかもよく分からなかった。最後なんで女王があんな判断を下すのかも不明。19歳の女の子が、おばあちゃんになった途端に中身までおばあちゃんになっちゃうし。ハウルやソフィーの見た目がころころ変わるのも含めて、僕にはなじめない世界でした。

 まあ実際のところ期待度は低かったのです。僕が宮崎アニメの中で一番馴染めなかった「紅の豚」テイストが公開前からどうにも蔓延していたからというのもあるし、戦争も90歳のおばあちゃんの恋愛にも興味なし。ある意味期待通りの満足度だったりも。(^^;)

 倍賞さんのアフレコは僕は違和感なかったです。ああいう声の19歳もいるでしょう。キムタクはまあまあ。カルシファーはスネオ(肝付兼太さん)にしか聞こえなかった。(笑)



2004.12