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by はる
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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「フラガール」☆☆☆☆☆

監督:李相日
脚本:羽原大介 李相日
出演:松雪泰子 蒼井優 豊川悦司 山崎静代 池津祥子 徳永えり 富司純子 岸部一徳 三宅弘城 寺島進 志賀勝 大河内浩 菅原大吉 高橋克実

 昭和40年、石炭から石油へと時代が切り替わりつつある世の中で、炭鉱の町いわきに常磐ハワイアンセンターが建設されることとなる。センターの目玉は地元の娘たちによるハワイアンフラダンスショー。ダンサーになることで自分を変えたい、いまの生活から抜け出したいと考える少女たちがダンス教室の門をくぐった。東京から指導に訪れたまどかは元SKDのダンサーだったが、ある事情からこの町での生活を強いられ、素人集団の田舎娘たちを見下し本気で指導しようとは考えてはいなかった。しかし少女たちのダンスにかける想いと情熱に触れ、まどかの気持ちに変化が現れる。

 素晴らしい。結構泣けるとは聞いていたものの、おそらくは序盤はドッカンと笑わせておいて終盤近くにホロッと泣かせてからラストのダンスで感動的に締めくくるようなものを想像していましたが、実のところは全然違って中盤以降は徹底的に泣かせポイントの連続で、不覚にも何回も何回も涙してしまいました。しかもその泣かせ方が全くと言っていいほどあざとさやしつこさがなく、素直に感動的と言える展開だったのは本当に参りました。
 徳永えりさん、しずちゃん、松雪さん、蒼井さんとそれぞれに大きな見せ場がありどれもこれもやっぱり泣かされちゃうのがちょっと悔しい。見事です。
 そこに来てラストのダンスシーンの素晴らしいこと。いつまでも観ていたいほどの完成度の高さと美しさ。いやラストだけでなく、序盤に松雪泰子さんが一人で踊るシーンや、蒼井優さんがお母さんの目の前で黙々と踊るシーンなどでもそれだけで感動してしまうような迫力を感じられましたね。

 バスに遅れて現れて、松雪さんにニーッと笑いかける蒼井さんを見て、一生彼女についていくことに決めたよ、僕は。(笑) ソロダンスも凄かったなあ。

 とにかく絶賛。必見。アカデミー賞の選考委員も、やはり観る目が合った。ぜひノミネート、そしてぜひ受賞してほしいです。

2006.10.20


 

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