監督:大森一樹
脚本:丸山昇一 大森一樹
出演:中村雅俊 浅野ゆう子 木村佳乃 石原良純 松田龍平
はたしてイチロー選手はこの映画を観るのでしょうか。(笑)
イチローと呼ばれた4人の男を中心とした群像劇で、その中の一人がオリックスブルーウェーブにいた頃のイチロー選手。他の3人はその存在と活躍になんらかの影響を受けることになる一般人と言う感じ。(一人は有名小説家だけど)
その他の3人のエピソードが多少の接点を持ちつつバラバラに展開していくんだけど、それぞれの展開がなかなか面白く、まったく退屈しませんでした。僕は特に木村佳乃さんと石原良純さんのエピソードが好きです。
そう言えば大森監督は前にも「大失恋」という群像劇の佳編を撮ってましたね。こういうのは得意なのでしょうか。
出演者も豊富でみんな魅力的。奥山佳恵さんや柴咲コウさん、寺脇康之さんといったワンシーンだけのゲスト的な出演者たちがとても印象的なのも、この映画を支えています。企画は地味で一般受けするとは思えませんが(実際劇場はガラガラ)、けっして悪くない映画です。ただあまりにも地味で人に強く勧める気もしないんだけど。(^^;)
肝心のイチロー選手はちょっとだけ出演しているんですがビデオで撮影された映像に手を加えただけのもので演技とかはまったくナシ。試合中のシーンははすべてオーロラビジョンだし。他のオリックスの選手もちょっとばかし出演しているけど、本当に一瞬で柔ちゃんでも谷選手の顔が確認できないでしょう。(^^;)
このイチロー選手の出演シーンは突然画質が変わるので(ビデオだから)、もしかしたら彼らがイチローに会えたのは現実ではないのかも、、、と言う効果なのかもしれないが、多分違うな。(笑)
ところで原作は「走れタカハシ」。タカハシは元広島の高橋慶彦さんのことだそうです。高橋さんの心中やいかに。(笑)