「痴漢電車 いい指濡れ気分」☆☆☆
監督:渡邊元嗣
脚本:山崎浩治
出演:愛葉るび なかみつせいじ 瀬戸恵子 赤坂ルナ 熊谷孝文 シュウ
まずこのタイトルに大ウケしちゃって。(^^;) 見たら私の好きな渡辺監督だし、そんでもってポスター見たら主演がわりと可愛い子だったので思わず会社帰りに最終回滑り込んで観てきてしまいました。これがまたおバカな映画でさ。(笑)
ムラムラときたら痴漢さんいらっしゃいの服装で電車に乗って、浜崎あゆみ御用達の(^^;)フェロモン香水で誘った男たちから痴漢されることを喜びとしている、現在失業中の自称風俗嬢リオ。彼女の毒牙にかかったのが自称「性医学会の世界的権威」の 佐山で、思わず電車の中で盛り上がってしまう。彼の元には自費出版(笑)で2000部売れたベストセラー性医学書を読んだ性の悩みを抱えたカップルがたびたび訪れて”治療”を受けていた。成り行きから彼のアシスタントになったリオは、見られないと感じない露出狂カップルやとことんまでやりつくしてもう刺激を得られなくなった倦怠期カップルの悩みを風俗で得た経験的知識から見事解決してみせる。そんななかで二人の相性はよいと感じたリオは佐山にエッチをもちかけるが、彼はあわててそれを拒否する。実は彼には誰にも言えない性的トラウマがあったのだ。その悩みをやさしく解消して受け入れるリオ。しかし彼女の方にも、実は大きな悩みが隠されていたのだった。
ってまたほとんどのストーリーを書いてしまうけど、ピンク映画のよいところっていうのはこのストーリーの分かりやすさだよね。一般映画でこんなにスラスラとストーリーが書けることってあまりないと思う。たいていもっと複雑で、登場人物も2重3重に絡み合っているのが普通だよね。ピンクは1時間でカラミを数回入れるという制限があるから、必然的にストーリーが単純で分かりやすいものが多い。ただだからといってそれを理由に登場人物の気持ちとか行動をおざなりにしているものは少ないように思います。
この映画だって主役二人のキャラクターはきっちりと描かれているし、電車の中で痴漢行為が繰り広げられる理由付けが(ハチャメチャな理由だけど)きちんとなされています。バカな映画だけど、作っている方は決してバカじゃないなあと思います。分かりやすい映画はやっぱ観ていて楽しいもの。
最初はぜんぜん気がつかなかったんだけど、これって実は「トリック」のパロディがまざっているんだよね。扱っているのが超常現象やマジックの代わりに性医学や痴漢なんだけど、男は自称○○学の権威で、女は貧乏から助手になってその思いがけない知識で問題を解決する。女のほうが明らかに年下なのに男に対して呼び捨てのタメ口だし。最後には「お前の悩みはまるっとお見通しだあ」だし。(笑)
楽しかったです。愛葉るびちゃんも可愛かったしね。やっぱりAV出身らしいので今度借りてこよう。←こればっか。(^^;)
2005.4.28
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