監督:清水 浩
脚本:ダンカン
出演:ダンカン 大河内奈々子 村野武範 尾美としのり 小倉一郎
笑わせようとしているシーンもたくさんあるし、すべてを笑い飛ばしてしまうのがいいのかもしれない。
でも笑いたいのに笑いきれなかった。ツアー参加者たちはみな生きていること自体が苦しみであるという。 生きているよりも死を選びたいという。その心情の中で起こす行動は表面的には滑稽なものが多かったが、
裏を考えてしまうと厳しいものばかり。ちょっと僕にはきつかった。 明日死ぬという夜、何をしていたっていいじゃないか。僕もそう思うよ。
映画自体はとても良かったと思う。 ひとりひとりが死を直前に控えた中で生きることの意味を感じて少しずつ変わっていくのが伝わってきた。
群像劇でありながら出演者たちひとりひとりのキャラクターもはっきりしていて、しかもみんな好演でしたね。
全体的にブラックな雰囲気に満たされていたが、それにしてもラストはブラック過ぎる。 あれこそ笑いたいのに笑えない。この映画の結末として悪くはないけど。