「いま、会いにゆきます」


監督:土井裕泰
脚本:岡田惠和
出演:竹内結子 中村獅童 武井証 平岡祐太 大塚ちひろ 中村嘉葎雄 市川実日子 YOU 松尾スズキ 小日向文世

 えー話やー。充分泣ける。彼女の決断は涙を誘うし、親子、夫婦のふれあいも美しい。回想される若いころのエピソードも切なさと懐かしさがいっぱい。だからこそ、もう少しディテールを丁寧につめておいて欲しかった。ちょっといい加減な部分も目につくのが残念です。

 例えば突然現れた妻そっくりの女の人を、なぜ記憶喪失のそっくりさんだとは微塵も思わないのでしょうか。そういう話も充分ありえることなのに。漠然と雨の季節が終わったら彼女は帰ってしまうと思い込んでいたとしても、空に晴れ間が見えただけでみんながみんなその瞬間だと確信しちゃうのもへん。いくら梅雨でも晴れる日はあるでしょう。彼女が自分の境遇を全く疑問に思わないのも不自然でしょう。彼女自身の親や友人に対する思いが全くないのもそう。そのあたりの説明が全くない。
 あとあの日記はいつからいつまで書いていたんだ?(^^;)
 それから、子供にもきちんとお別れをさせてあげようよぉ。

 それにしても天気雨。晴れた日に雨のシーンを撮るのはもうやめてくださいね。これは本当に心からお願いします。

 ところで竹内さん。優しさに満ちた演技は本当に素晴らしく絶賛。でもなんで死んだ人が帰ってくるような話ばっかり出るの?(^^;) 「リング」「黄泉がえり」「星に願いを。」「天国の本屋〜恋火」「いま、会いにゆきます」、、、。なぜ? 貞子の呪い?(笑)



2004.11